玄米ごはん族のあしたのたのしみへ

玄米と野菜、果物で今日から明日へ。農業と穀物菜食の日々

来年は深くしないで土を移動

2019-06-03 01:17:21 | 
 粘土質の田面が水の上にところどころ出ている。ラインマーカーの跡が良く見えてまっすぐ植えることができた。




 
 農道側の枕地は柔らかくなって苗積みのために田植機がバックすると前輪が沈下して車体が傾いた。






 田の中ほどが高くなっていて、そこを境に排水路側の田面はずいぶん水没している。
 ところが農道側の田面は土が露出している。

 トラクターを運転していると深くなっているのがわからない。幅の広いトラクターのゴムタイヤに比べ、田植機のタイヤは鉄製で自転車のタイヤのように幅がない。田植機がバックすると前輪がのめり込んで車体の底面が田面につくほどになる。苗を積み終わって前進するとタイヤが田面から上がり車体も水平になった。これの繰り返しだった。

 浅水の代かきをやったつもりが、長年の習慣で深水代かきになってしまい全体的な高低差に気がつかない。ところどころ均平にしても全体的にみると農道側が高く排水路側が低くなっている。
 
 昨年まで深水代かきだった。深水代かきは田面の高低差にはこだわらない。そうはいっても深水の田植はラインマーカーが全く見えないのでまっすぐ植えることはできなかった。農道のそばでバックすると水面に車体の底面が接触していた。土が盛り上がってもう一度代かきをしたくなるような状態だった。
 そこを田植機は均平にしながら田植えをしていった。油圧で左右水平にしながら植えていく。トラクターもビックりの均平性能。

 水がないところでバックすると土は鉄のタイヤの両側に盛り上り、盛り上がるほど前輪が沈み込んでいく。水があれば土は盛り上がらないで水の中に拡散するが車体の底面に水がふれる。気持ち悪いと毎年うんざりしていた。

 来年は、浅水でも農道側の田面が水面から出ないように農道側の土を排水路側へ移動する必要がある。

 一回目浅水代かき、

 二回目水切り代かき、

 三回目サーッと代かき、

このうちのどの回でやれば深くならないのだろう。水をはっておくこと自体が深くなる原因なのだからものすごく困難なことになる。
 自分で原因を作っておいて結果を良くしようとしている。

 それとも、冬の乾燥しているときにブルドーザーで慎重にたいらにするか。とりあえず農道側の土を削っておくことにして、代かき時の移動をなるべく少量にする。

 免許証はあるようだがペーパードライバーで本当にできるのかなあ。

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