二弁当峠~鹿見岳(285m)~白嶽(373m)~鋸嶽(343m)~二弁当峠
(波佐見山の会を迎えて)
晴れ ※ 文字サイズは(大)・表示は(125%)が最適
(行程) 二弁当峠(発11:10)⇒鹿見岳(着11:40)⇒白嶽森林公園入り口出合
(着12:15)⇒矢岳巨石群お祭り広場(着12:30~昼食~発13:10)⇒
矢岳神社(着13:15)⇒白嶽頂上(着13:35~発14:00)⇒中嶽⇒
白嶽森林キャンプ場⇒白嶽湿地⇒鋸嶽(着14:50~発15:00)⇒ドルメン
(着15:35~15:40)⇒林道白嶽線出合(着16:00)⇒二弁当峠(16:30)
スタ-ト地点(二弁当峠)地図←(クリック)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
〇私にとっての「初登り」は暖かい天草が良い ナア~・・・と思っていたところ
楽人 (←クリック)の呼びかけで「波佐見山の会」のメンバ-を迎えて観海アル
プスを案内する事となった。
〇長崎組は口之津港(08:45発)~鬼池港(09:15着)経由で来られるので、
かって登った「太郎丸岳・次郎丸岳」←(クリック)の登山口となる今泉バス停
近くで合流する事となった。
合流場所には先着の川上さん(←クリック)ご夫婦とその友人(ヤゴウラさん)が
待機されていた。
長崎(4名)・熊本(6名)、各々「今年もよろしく・・・」の挨拶で始まり、私にと
っては久し振りの顔合わせである。
〇今日の登山計画は
①高舞登山:タカブトヤマ ~白嶽:シラタケ の縦走(下山用の車をデボしておく)
②牟田峠~白嶽(往復登山)
③県道34号線側から 鋸嶽~白嶽(周回登山)
の三つのル-トが現地で紹介され、最短距離であろうと思われる③が選択
された。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
▼次郎丸・太郎丸岳を右に見上げて、左側の観海アルプスコ-スの山裾に沿
って県道34号線(松島~馬場線)を走り、登山口を探したが見当たらなかっ
た。 登山口らしき地点で地元のご婦人に尋ねると、二弁当からの登山を勧
められコ-ス変更する事となり二弁当峠を目指した。
▼34号線をそのまま直進して三叉路に出る。左折して277号線に入ると直ぐ
に林道白嶽線の終点に当たる二弁当峠に着いた。
廃坑となっているトンネルの前に駐車して九州自然歩道の案内板に従って
出発。
道標には「牟田峠まで7.5km・白嶽4km」と距離が標されていた。
▼登山道は九州自然歩道となっているので道幅も広く、よく整備されコンクリトの
丸木段が至る所に施され急階段のアップダウンが何度と無く繰り返される。
このコ-ス最初のピ-クとなる直下の階段は凄いもので、急勾配の尾根と
長い階段・・・・。階段そのものが美的な景観を構成していて、九州自然歩道
として造られたことに感心させられたものがあった。
このピ-クには「4等三角点」があり、川上さんから「鹿見岳(285m)」である
事を教えられた。
〔11:10 二弁当峠・牟田峠まで7.5km・白嶽まで4km〕 〔11:36 鹿見岳直下の丸木段〕
▼その後も、丸木段とアップダウンの尾根歩きが続く。登路が稜線の下りにな
るとと左側に車道が登路と並行して走っているのである。
なんだ~コレハ・・・。と思いながら歩くと又、車道から離れて山道となる。
何度かこのパタン-を繰り返して登山道(九州自然歩道=観海アルプス)は
車道と交差する三叉路に出る。
(登路と並行していた車道は、後で調べたら「林道白嶽線」でここから右に
カ-ブして姫戸町に下って266号線に繋がっている。)
▼三叉路のに建っている案内板に従って直進して、すぐに、白嶽森林公園キャ
ンプ場に行く林道矢岳線入口の道路脇から右手の階段に取り付く。
またまた、急傾斜の丸太段を登って行く。
〔11:54登山道と並行している車道〕〔12:15三差路:森林公園入口〕 〔12:17登山道〕
▼「矢岳巨石群お祭り広場」(←クリック) でランチタイムを取る。
▼再び登山道に戻り自然石の石段を上がると直ぐに露岩が並ぶ短い参道と
なり、背の低い鳥居を潜り「矢岳神社」(←クリック)に立ち寄る。
▼登路が樹林帯から潅木帯に変わると展望が開け、振り返ると眼下には踏
破して来た縦走路と林道白嶽線の道路も視え、鼻高く聳えている鹿見岳に
向かって折り重なって延びて行く山並みが眺望出来た。
鹿見岳の奥には観海アルプスの主峰たる「念珠岳(502.8m)」が位置する
のであるが、どの嶺が念珠岳」であるかは特定出来なかった。
2年前、二間登山口から登頂(←クリック) したのであるが・・・・。
次回は二弁当峠から観海アルプスコ-スで踏破することを決意した。
▼更に登ると、登路は岩石帯に変わり岩盤の合い間に枝振りの好い天草松
が生え、山と海と岩壁と・・・・風光明媚な景観となる。
*昼食12:30~13:10
〔13:15矢嶽神社〕 〔13:30鹿見岳を振り返る] [13:37 白嶽・中嶽(奥)を望む〕
▼天気にも恵まれ空は青く、海も青く、八代海に浮ぶ島々、断崖には白い岩
肌の岩塊、展望抜群の白嶽山頂(372.8m)にて景観を堪能する。
断崖に突き出ている岩塊に恐る恐る座って各人が一人づつ写真撮りしてい
る。その後、鋸嶽(ノコダケ) を目指した。
〔13:51 白嶽山頂から牟田港を望む〕 〔白嶽山頂にて〕
▼牟田峠ル-トに進み、中岳分岐を右に見て、此処から先は、私一人が先行
して鋸嶽分岐を探すため「蕗嶽(ツワタケ 320m)」方面に歩いたが、なかなか
鋸嶽分岐に出合わない。
以前登った(08/02/10) (←クリック)時の記憶が薄れている、仕方なく引返す。
鋸嶽へのル-トが判らない旨を伝えて、森林公園キャンプ場に下り
「白嶽湿地」を通って鋸嶽山頂(ノコダケ 343m)に至った。
〔14:35 白嶽湿地〕 〔14:39 鋸嶽分岐〕
▼長崎組の面々に私のお気に入りの山「次郎丸・太郎丸岳」を間近に見ても
らい何れ登高されるよう案内した。
▼復路は「不動の滝分岐」を右に見過ごして矢岳林道に出て、往路で見過ご
した「ドルメン」 (←クリック)を見学後、登山道に戻り白嶽林道との三叉路に出る。
〔14:41 鋸嶽へ〕 〔14:53 鋸嶽頂上より次郎丸岳を望む〕 〔15:35 ドルメン〕
▼白嶽林道と並行する自然歩道が登山道となるが、ココで二班に分かれる。
(道標には「←牟田峠5.2km・二弁当峠→2.1km」の距離標示の地点)
健脚組み三人は自然歩道を、私は未だ歩いていない白嶽林道を選択した。
二弁当峠には7分差で白嶽林道組みが先着した。
〔16:08登山道と並行する林道白嶽線] 〔16:30 二弁当峠]
〇長崎組とは鬼池港17:45分出港との事で、早々に二弁当峠にて別れた。
熊本組みは「スパ・タラソ天草」 (←クリック)にて温泉に浸かる。
高台にある浴場からは、有明海が見渡せる。お湯に浸かるのと時を同じに
して夕日が海の彼方に落ち行くさまが見え、ラッキ-なひと時を癒した。
(考察)
観海アルプスは高舞登山・金比羅山・蕗岳・鋸嶽・白嶽・鹿見山・念珠岳・
龍ケ岳などの連山を観海アルプスと総称している(環境庁の案内板より)
全長27km、8座が九州自然歩道で連なっている。
私が天草の山域に初めて踏み入ったのは平成20年1月「次郎丸岳・太郎
丸岳」に楽人夫妻と登った時である。それ以来、独特な岩層からなる岩峰と
断崖絶壁の岩壁と岩盤そして、岩稜から眺める八代海・有明海に浮ぶ天草
の島々、風光明媚な景観に今までにないトレツキングの楽しさを覚えた。
残された未踏破の山は、あと3座(高舞登山・金比羅山・龍ケ岳)である。
今後の計画として次のプランを立てている。
①高舞登山・金比羅山の縦走
②二弁当峠から念珠岳~龍ケ岳の縦走
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
おいらもDVD化完了してます。いつか、我が家へDVD鑑賞きてください。
元さんの登場する山が沢山ありますよ!。
今回の観海アルプス登山について、
鋸嶽への取り付きへのル-トが前回登った時の記憶が可なり薄れていまして私自
身、慌てました。今日は、その点を含めて観海アルプスル-トの検証を一日中勉強
しておりました。牟田峠へのアクセスも間違えていたようです。・・・・反省、反省デス