8月26日から、京都市の京都ギャラリーで、ユニセフの写真展「気候変動と子どもたち」が始まっている。
選挙期間と重なり、前半のお手伝いができなかったが、会場当番が埋められていないところがあったので、小源太を連れて当番を務めに行った。
小源太と二人だけで遠出するのは初めてのことだった。
小源太は電車に乗ったのも今までに1回しかない。3才の頃に「リトルルーム」の遠足で舞鶴まで行っただけで、特急電車は初体験だった。
地下鉄も、もちろん初めてだ。
昼前に会場に着いて、昼ご飯を食べに行った。小源太が蕎麦が食べたいというので、ざるそばを食べた。
会場には、ほとんど人が来られなかったが、少しは来られたので、やっぱり当番はいた方が良いなあと思った。
アフリカのブルキナファソへアグネス・チャンが視察訪問した際の様子をカメラマンの新藤健一さんが撮影された写真や資料が展示されている。
小源太は途中、眠ってしまったので、グズることもなく助かった。僕は読書をしながら、お客さんを待ち続けた。
久しぶりにゆっくり読書ができたし、小源太との二人旅ができて良かった。
夜は小源太が焼肉が食べたいというので、四条通沿いにあったお店に二人で行った。
肉よりも「今日の夜ご飯はご馳走や。わかめスープが美味しい」と小源太は喜んでいた。
「ママに蓬莱の肉まんをお土産に買わんといかん」と、小源太は張り切って伊勢丹の地下に行ったが、「豚まん」と書いてあったので、「肉まんがなくて、豚まんしかない…」と悩んでいた。
帰りの特急では眠ることもなく、上機嫌に「キセキ」を歌いながら無事に帰ってきた。