夜に会議を2つ掛け持ち。
節目から節目へと時代は移る。最初の節目は、ちょうど小源太の齢の頃だったなあと思い返す。
小源太が今の自分になるのが、30年という時間なんだなあと思う。
小学校で習った谷川俊太郎の詩を思い出した。
「朝のリレー」(谷川俊太郎)
カムチャツカの若者が きりんの夢を見ているとき
メキシコの娘は 朝もやの中でバスを待っている
ニューヨークの少女が ほほえみながら寝がえりをうつとき
ローマの少年は 柱頭を染める朝陽にウィンクする
この地球では
いつもどこかで朝がはじまっている
ぼくらは朝をリレーするのだ
経度から経度へと
そうしていわば交替で地球を守る
眠る前のひととき耳をすますと
どこか遠くで目覚まし時計のベルが鳴ってる
それはあなたの送った朝を
誰かがしっかりと受けとめた証拠なのだ