新型コロナウイルスによる緊急事態宣言は5月末まで延長されたが、東京も含め、感染者数では徐々に収束に向かっている。
京都府内の感染者数は、5月8日19時現在で348名(うち京都市内が239名)、退院者は235名となっている。現在、入院中および入院調整中およびホテル待機者が合わせて100名と一時に比べると減り、もう少しで2桁となる。
京都府北部では、感染者の累計が2ヶ月で10名、現在でも入院しておられるのは1名だけとなっている。
現在、府内で入院者ゼロの自治体は16市町、1~5名が9市町村、京都市が77名である。
国も府も、5月中旬には宣言延長を見直すと表明しており、このままでいけば、学校再開や休業要請にも多少の変化が出てくるのではないかと思う。
GW中に自民党府議団を通して、京都府に下記のことを要望してほしいと池田正義政務調査会長に依頼した。
【国の緊急事態宣言延長による京都府の対応に関する要望】
- 経済と生活を回しながら、コロナ感染の収束を目指していくべき。大阪府が独自基準を作ったように、京都府でも学校の再開や営業自粛の緩和について、独自の数的基準を早期に作るべきだ。
- 京都市内と綾部市以北の北部5市2町の状況とは全く違う。状況に応じて区別して、学校休校や営業自粛の要請をするべきだ。
- 特に北部の休校解除は、GW明けに少し様子をみて、現状と変わらないようなら、5月中旬(18日)にも行うべきだ。
- 公共のグラウンド等、屋外施設については、感染防止策をとった上で、使用禁止を解除すべき。
新年度が明けて1ヶ月が過ぎ、京都府の通常事業の申請〆切も期限が到来しつつあります。ご相談があれば、お気軽にご連絡ください。
◎府民協働型インフラ保全事業(5月29日〆切)
府道や府管理河川などの改修・安全対策を要望。
◎地域交響プロジェクト交付金(6月30日〆切)
地域づくりイベントなどに対する支援。
◎京の森林文化を守り育てる支援事業(6月5日〆切)
森林整備、維持管理事業、松くい虫の予防、危険木対策などへの支援。