2月1日㈪、昨日、保育園入所に関して「子どもが保育園に入れず、大変困っている。このままでは妻が10数年務めた勤務を辞めざるを得なく、生活が成り立たない。そういった実態を知ってほしい」というメールをいただいた。
相談者は安藤和明市議の地元にお住まいだったので、安藤市議に連絡して綾部市に状況確認をお願いしていたところ、今朝一番でご連絡いただいた。綾部市の担当課から直接、ご本人に状況確認をしていただくことにはなったが、ベストの解決策ができるだろうか。
子どもを増やしてほしいとお願いし、「子育て環境日本一」を京都府が目指しているのならば、居住地の近くで子どもを預けられる保育環境をしっかり整える必要がある。綾部市のような子どもの数が少ない都市でも、そんなことになっているのか?と実態を把握できていなかったことを反省した。
安藤市議がこれに対する見解を「安藤新聞ブログ版」に書いておられたが、まさにそういった解決策を綾部市や京都府が検討していく必要があると感じている。
下記、安藤新聞ブログ版から引用。
朝一番に市役所に連絡。
数日前に保育園の入所申し込み後の通知文書が出されたようだ。今や、希望する保育園に入れるか否かで、働き方にも影響するほど綾部市の保育園の状況は厳しいものがある。
子育て支援を重点化するという綾部市の方針にしては、目が行き届いていないところがあるのではないかと思う。
しかし、一方では、民間保育園に依存する本市としては、保育園のキャパにも難しいところもある。綾部市の財政事情もあるが、今後、本当に子育て支援の重点化を謳うなら、子ども園の問題をもっと真剣に考えていかねば「うたい文句」とは裏腹な状況になろう。
一案として、希望する保育園に入所できない現状を打開するためには、民間保育園・子ども園の経営にも影響するが、この際、この現状をしっかりととらえ、将来を考えて「今、休園している『綾部幼稚園』を『綾部子ども園』として再開したい」と保育協議会に持ち掛けてはどうかと思う。
民間保育園・子ども園が難色を示したならば、現状を説明し、民間施設の更なる充実を要請し、受け入れていただくよう施設整備の支援してはどうだろうか。
現状を打開していかねば、毎年同じことを繰り返すように思う。
2日㈫、朝から京都に行き、自民党府議団の控室当番を務めた。昼前には綾部市から相談を受けていた件で、府教委の教職員人事課長と会って、教員の定数配置について現状の説明を受け、意見交換した。綾部高校の件でも少し問い合わせをした。
午後は古林良崇府議(京田辺市・綴喜郡)からの依頼で、府議団の農林水産部会長として、京田辺市の茶生産農家の方から手摘み茶の生産のことでの要望をお聴きし、農林水産部の幹部にも状況を聴いていただいて善処を求めた。
3日㈬、10時半から志賀郷の阿須須岐神社にて、茗荷さんの祭礼にお参りした。毎年、境内の茗荷田の出来具合によって、稲の豊作を占っておられる。
山崎善也市長も参拝しておられた。年末から緊急事態宣言等により、市長ともなかなか会って情報交換する時間が取れていなかったので、祭礼を待ちながら、少しそういった時間も取れた。
昼には正暦寺の玉川弘信住職が御守を持って来られたので、今、構想している事業のことを説明して意見交換。玉川さんとは綾部に帰ってきた20代の頃から一緒に青年団体NEXTを立ち上げ、共に地域づくりに取り組んでいる。
午後は新年度予算の説明に、中丹広域振興局の平田俊也副局長、鎌田誠企画・連携推進課長が来られて、話を聴いた後、意見交換。
「子育て環境日本一」と言いながら、保育園の環境が整っていないと指摘し、「宙に浮いたような事業よりも、親が保育園に安心して預けられる保育環境の整備をまずやるべきだ」と求めた。
「地域交響プロジェクト」にも「若者枠」を創設して、10代や20代の若者が企画するなら、多少、チャレンジに終わりそうなことでも助成する姿勢を見せて、若者のアイデアを掘り出すような仕掛けをしたらどうか?と提案した。
自分も含めて、「まちづくりのプレイヤー」が高齢化している気がする。