4日㈫、10時半から中丹文化会館で開催された綾部商工会議所(塩田展康会頭)の新年互礼会に出席し、年頭の挨拶をさせていただいた。
早く元のように、ITビルで飲み食いもできるようにしてやりたいものだと思う。
下記のような挨拶をさせていただいた。
あけましておめでとうございます。旧年中も商工会議所の皆様には大変お世話になり、心から深く感謝申し上げます。今年もよろしくお願いいたします。
この2年間、コロナ禍の中で行事が減り、ゆっくり考える時間が増えました。新しいことに取り組むゆとりもできました。
綾部市は高速道路の開通前後あたりから企業誘致が順調で、すでに工場用地はパンパンになっています。しかし、その「追い風」をちゃんと受け止めて人口増につなげられているかといえば、私は「そうではない」と思っています。
隣りに福知山市という兄弟のような関係の都市があり、福知山市は北近畿で最も活気のある都市です。綾部市の人口は福知山市に移動しています。
綾部市は福知山市のベッドタウンにならなければなりませんが、逆に綾部市のベッドタウンが福知山市になっています。
企業誘致で綾部市に来られている方々も、居住地に綾部ではなく福知山を選ばれる方が多く、また一家移住ではなく、単身赴任が多い。家族を連れて来られないのは「子どもの教育環境」の問題です。
私は昨年2月に大阪に行き、現代文のカリスマ予備校講師である出口汪さんと会い、綾部の教育改革に力を貸してほしいとお願いし、快諾を得ました。その後、昨年は二度、綾部にお越しいただき、今春から綾部市内の一部の学校では出口さんの論理エンジンの教材を使った教育が始まることになっています。
綾部に吹く「追い風」をしっかりと受け止めるためには、綾部に「日本一の教育」を創り出さなければなりませんが、それはやればできると思っています。綾部でも都会と変わらないか、それ以上の教育環境がなければ綾部の人口は増えません。それをやれば増えます。
私は今年、48才になります。寅年の年男でもあります。寅のように周りを気にせず、独力で綾部の未来を切り拓くという力強さを持ち、その気概で頑張りたいと思っています。
綾部商工会議所の皆さんの今年も変わらぬご支援ご指導をお願いし、年頭にあたっての挨拶とさせていただきます。今年もよろしくお願いします。ありがとうございました。
午後は事務所で来客対応や事務仕事など。
5日㈬、昼間は来客対応やげんたろう新聞の制作など。
夜は市長選挙の選対会議に出席。
相手候補は、共産党の現職市議の奥さんだと年末に発表があった。
私は21才の時に将来政治家になろうと決意し「30才くらいまで会社で勤めて、30才過ぎても意思が変わらなければ立候補しようと思う」と父に話したところ、「自分は府議をあと何期かやったら辞めるつもりだから、政治を志すなら早くに立候補した方が良い。自分は38才で市議に初当選したが、それでは遅かった」と言われ、20代での唯一の機会である28才での市議選立候補を目標にしたが、そう言っていた父がその話をした3年後に市長に就任し、「市長と市議が親子で議場で相対するのは、市民や他の市議の理解が得られない」「市議はあきらめて府議選に立候補した方が良い」と父やその周りの後援者の方々に説得され、「市議も経験せずに府議選に出るのかと絶対批判される」と抗弁したが、「政治家を志す者がそんな小さいことを言っていてはダメだ」と言われて、最終的には府議選に立候補することに方針転換した。
その4年後、33才での府議選では「親子で市長と府議を独占するのはおかしい」と批判を受け落選した身からすると、夫婦で市長と市議というのは親子でよりも違和感があるが、それは市民の皆さんが判断されることだろう。