18日㈰、午後はレンタルスペース・オスキーニで開催された市民ネットワーク綾丹(後藤光代表)主催の「夢見る綾部~世界は闇で満ちている 君が輝くために」に参加した。
後藤光市議は市議になる前から「ひきこもり、不登校、生きづらさを抱える人達が集まって過ごせる居場所を創りたい」と言っていて、ようやく今日、それがスタート地点に立てたので応援のために参加した。
30名ほどのひきこもり当事者、当事者ご家族、支援団体、行政関係者など様々な方が綾部市、福知山市、舞鶴市、丹波市、丹波篠山市、京都市、大阪府などから来られていた。
NPO法人ニュートラル(福知山市)の支援員である町田弘樹さん、NPO法人結(丹波篠山市)の井上正典理事長、㈱ネクステ(丹波市)の大槻真也社長、福祉ネイリストの大西綾子さん(丹波市在住)が支援する立場からの経験などをお話された。
後藤市議は市議になる前に丹波市の「子ども・若者サポートセンター」のスタッフをしていたことから、そこで培った仲間の皆さんが応援に来ていただいた。
休憩を挟んで「いきづらさカフェ」という茶話会があり、その冒頭で市民ネットワーク綾丹の顧問として挨拶をさせてもらった。
「いきづらさカフェ」はグループに分かれて、自己紹介した後、それぞれの想いを語り、質問したりした。
丹波篠山市から10年~20年ひきこもっていた30~40代の子達が来てくれていて、どうしてそうなったのか、どうやって家から出られるようになったのか、今の目標、これからの夢は何かという話を聴かせてくれた。
ひきこもりのきっかけには、親の離婚や再婚が影響しているケースが多く、やはり「家庭支援」が必要なのだろうと感じた。
嬉しかったのはシンガーソングライターのたなかきょうくんとの15年ぶりに再会できたことだった。彼は京都オレンジの会の山田孝明さんの紹介で2009年に綾部に来て、ひきこもり支援のイベントでコンサートをしてくれたことがある。
その様子はこちら ➡ 2009年7月18日blog:里山再生塾09
彼も18才から30才まで、ひきこもりの経験があり、経験を基に作った曲を当時も披露してくれて感動したが、今日は年齢を重ねてさらに良くなっていた。親としての苦悩も抱え、人間としての深みが増したように感じた。
ぜひ、彼の歌を聴いてみてください!
「お休みの日」https://www.youtube.com/watch?v=7O4yYsNPJD0
初めて会った頃、彼がよく歌っていた「透明人間」を今日もアンコールで歌ってもらった。素晴らしい曲です。音源がちょうど最初に出会った頃の昔のものしか見つかりませんでしたが、むしろ成長ぶりが感じられると思います。
「透明人間」https://www.youtube.com/watch?v=aPIrnd3S2AQ
あの頃と変わらず、今も紅白歌合戦出場を目指している。素敵なことだ。KBS京都にも紅白歌合戦があることは教えておいた。
彼の歌や話を思春期の若者達に聴いて勇気を持ってほしい。綾部でも「勇気のでるライブ」ができるように働きかけていきたい。
たなかきょうYouTubeチャンネルにも、ぜひ登録を!
「ひきこもり界の尾崎豊」たなかきょうの魂の叫びを一度、聴いてみてください!
福祉ネイルの大西綾子さんは今日も何人もの希望者にネイル体験をされていた。
爪がピカピカになるし、絵も描いてもらえるが、明日から議会で何事かと思われるので体験は止めておいた。
会場には綾部出身の20代のアクセサリーアーティストの子も来ていて、3月2日、3日に志賀郷のてつじ亭で綾部の若手アーティストのイベント『エコール・ド・このへんVol.3』があるそうだ。
最近、綾部でも20代の子が目立つようになってきて嬉しいことだ。
それにしても、自分の顔の大きさ改めて感じる。政治家は顔が大きくなっていくものではあるが…。
17時から、たなかきょうさんらと打ち上げをインド・ネパールレストランDip Jottiのカレーで、18時からは綾部市武道協会(塩尻忠臣会長)の役員会に出席した。
次年度の会長は綾部柔道協会の西村正樹さんが就任されることなど、新年度に向けた新役員体制などが決まった。