30日㈮、京都新聞の朝刊を開いて驚いた。
アメリカ大統領の演説が見開きで全文掲載されている。日本の総理大臣の演説でもここまで詳細に報じられたのは見たことがない。日本はアメリカの「属国」なのかと不快な気分になった。この演説を要約し、分析を加えて掲載するのが「ジャーナリズム」ではないだろうか?
30年前に長渕剛が作った「親知らず」という曲の「…俺の祖国日本よ!どうかアメリカに溶けないでくれ!誰もが我が子を愛するように…」というフレーズが頭の中を渦巻いた。
午前中から京都に向かい、今月二度目の4月臨時議会に出席。11時45分から農商工労働常任委員会の正副委員長会、12時半から議員団会議、13時15分から本会議、全員協議会、農商工労働常任委員会、予算特別委員会全体会、再び本会議で補正予算案を議決、という1週間前と同じ日程だった。
171億1000万円の追加補正予算は全てが予算特別委員会農商工労働分科会の審査依頼議案であり、委員会も長引いた。
時短要請等に応じていただいた飲食店等への協力金が予算の多くを占めたが、以前からの支払いがどの程度できているのか?飲食店だけでなく、酒販店等への支援は?情報の周知期間が全くない状態で府民には戸惑いが多かった、などの質問が多くの委員から出された。
一昨日4月28日付の京都新聞には北近畿ガスパイプライン構想のことを掲載してもらっていた。
私が昨年10月の府議会決算特別委員会の審査の中で質問した内容でもあり、その様子は2020年10月12日付のblogにも書いている。
「足踏み」という表現は見方によってはそう見えるのかもしれないし、「言い出しっぺ」である京都府の尻をしっかり叩いてもらうという意味でも良い記事だったと思う。
「脱炭素」と言って安直に「原発推進せず」に、まずは「LNG」で「足踏み」しながら、将来的には「水素」や様々な他のエネルギーの開発を待つのが日本人にとって賢明な選択だと思う。