Fuego's ベジタブルガーデン  

ナチュラルガーデナー Fuegoが勧める自然流栽培の菜園ライフ♪

大蒜の自然栽培(前編)

2019-05-24 18:28:29 | 栽培記録
大蒜の栽培

今年も大蒜の収穫が始まりました。
ご存知の通り、
菜園で育てた大蒜は100%無肥料無農薬栽培です。

数ある野菜の中でも栄養を多く求めることから作物で
肥料投入や追肥が欠かせない作物でもあります。

そのため
形状・旨味を含む品質が整う作物に育てるには
耕土の「土つくり」が大切と言われ
無理なく肥沃な土壌にすることが大切な要素となります。

有機肥料や追肥をしないで育てるには、
自然腐熟する素材の選定や使い方の他に、
自家採種と栽培を繰り返していくと品質が安定してきます。

収穫と保存(2018/06/03)
昨年収穫した大蒜は、風通しの良い日が下で乾燥保存しておきます

この段階で、栽培用と食材用を仕分けしておきます。
選別の基準は、
鱗茎全体形が大きく肥大し均整の取れた鱗片分裂状態から優先し、
それ以下が食材・加工用になります。

選別と植え付け(2018/10/28)

選別しておいた、栽培用の鱗茎を1辺づつほぐしながら、
疵痛みや萎縮。カビの有無を確認し、該当するものを除外します。
この時、
鱗片単位あっても大きくて肥大している状態を優先しながら、
栽培用の鱗片全体を均質にします。



植え付ける前日に鱗茎をほぐし、
選別しておいた鱗片を植えるのですが
最近では皮を剥いて植えつける方法があります。

皮を剥いて丸裸にすることで発芽促進されるようですが、
この方法は土壌細菌の事を考えれば諸刃の剣でしようね。
水分を含み柔らかく弱いからこそ皮を纏い保護されているので
剥いてしまえば未防備です。

一つ間違えると植えつけるときに傷つことがあり、
栽培途中で腐敗や病気を引き起こすことがあります。
もし皮を剥くのであれば最後の一枚は残す方方がいいし
鱗片の状態(疵傷み・カビ・萎縮)の確認も充分兼ねられます。

植え付け時期の目安は
地域の気候状態で左右されますが
概ね10~11月初旬に植え付けを行います。

畝は幅60~80cmの低い平畝を起こしますが。

畝幅の中心から見て左右15cmずつの条間を置いて
株間を10cm間隔にしながら、
設えたときの畝間の高さと同じ深さに鱗片を植え付けます。

植えつけが終われば寒冷紗のトンネルを設置して
寒冷紗の上から灌水して発芽を待ちます。

発芽育苗管理-1:2018/11/08
植え付けから10日経過してから発芽し
ました。
発芽すれば、土が乾いていたら湿らせる程度で水を与えます。

このころには、サツマイモの収穫が終わる為
芋蔓を畝間に敷いて乾燥除けをしつつ自然腐熟させます。

発芽育苗管理-2:2018/12/21

この頃になると自生していたコスモスなどの草花が枯れ、
オクラなどの収穫&自家採種が終わるので
株を刈り取って敷き草として畝間に敷き足します。

さらに、短くした茎などを任意くの条間の敷いて
畝の霜よけ対策を済ませて越冬させます。
水遣りは直接与えないように畝間潅水をおこない
土中湿度状態を過湿に陥らないようにします。


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