《本記事のポイント》
・ 腹黒く"成功"する技を説いた『厚黒学』という危険書
・「矢柄切断法」「鍋補修法」を実践する日本の政治家
・ 欺く時は「仁義・道徳の衣」で……
ある男が、矢に当たった。
男は、矢尻が身体に刺さったまま、外科医に駆け込む。外科医は鋸を取り出し、矢の柄だけを切った。そして、治療費を請求した。
中国・清代の書物『厚黒学』に書かれた故事である。政治リーダーや官僚が、いかに腹黒く、人々を欺きながら"成功"していくかを説く書物だ。その内容の危険さに、一時は禁書になったこともあった。
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https://the-liberty.com/article.php?item_id=14072