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Mikuのブログ

中 国の「防空識別圏」設定について(石平Twitterより)

2013-11-27 10:28:40 | 中国・北朝鮮・共産党・尖閣国防問題

■ 中 国の「防空識別圏」設定について(石平Twitterより)

=================★=

 

チャイ ナウォッチ管理人です。

 

中国の 「防空識別圏」設定という重大事件に関して、

石平先 生がご自身のTwitterにて、連日発言されておりますので、

チャイ ナウォッチ読者の皆様に、改めてご紹介致します。

 

今後の 情勢について、石平先生の発言にぜひご注目下さい。

 

▼石平 公式Twitter:【 石平太郎 @liyonyon 】

 https://twitter.com/liyonyon

 

 -- ■ -- -- ■ -- --

 

中国側 は尖閣付近の日本の領空を自国の「防空識別圏」に設定したことで、

双方の 軍機がこの空域で激突する可能性が現実味を帯びてきた。

今後、 激突が実際に起きるかどうかは中国側の具体的行動にはよるが、

少なく とも理論的には、日中両国が戦争に突入する道は中国側の暴挙によって開かれた。

 

ある意 味では、中国側が日本の領空を自国の防空識別圏に設定したことで、

戦後六 十数年間の「平和が当然」の時代はすでに終わった。

わが国 はこれから、中国との間に「冷戦」以上の対立が続き、

局部的 な戦争になってもおかしくないような状態となろう。

日本国 民にはこのような覚悟が出来ているのか。

 

漢民族 の出身で今は日本国民の1人となった私は、

戦争へ の道を開こうとする中国共産党政権の暴挙に憤りを感じると同時に

自分の 家族や親族を含めた両国の人民の未来を思うと気持ちがあまりにも重い。

中国の 暴走を食い止めてアジアの平和を守って行くためにも、

改憲と 国防体制の強化は待ったなしだ。

 

中国の 識別圏設定にたいし、米国ヘーゲル長官はを強く非難した上で、

尖閣諸 島が日米安保条約の適用対象であることを「米国は再確認する」と強調し、

防空識 別圏の設定でも「この地域における米軍の軍事作戦の遂行に一切変更はない」と宣した。

中国の 挑発を受けて立つ米国の毅然とした姿勢に思わず快哉!

 

中国の 識別圏設定にたいし、米国が「この地域における米軍の軍事作戦遂行に変更はない」

と宣し たことで窮地に追い込まれるのは習政権だ。

米軍機 は今まで通りこの識別圏に飛んで行けば中国はどう対処するか。

容認す れば識別圏設定は笑い話となるが対抗すれば米国と戦争だ。

習近平 にこの肝玉があるのか。

 

24日 に終わった財界訪中団の中国訪問中、

中国に よる識別圏設定の問題は「話題に上がらなかった」という。

しか し、万が一両国空軍が空中で衝突して「日中有事」となれば

大変な 窮地に立たされるのは中国進出の日本企業ではないか。

日本の 財界は、危険が迫ると砂に首を突き込む駝鳥のままで良いのか。

 

重大 ニュース、中国駐日本大使館は11月8日から、

在日中 国人に大使館に個人情報の任意登録を求める通達を出したことが分かった。

「重大 な突発事件が発生した時に連絡し協力を提供するため」というが、

中国政 府はすでに日本と中国との間の「重大な突発事件の発生」

を想定 しているようだ。それは何か。

 

中国大 使館は在日中国人にたいし、

「重大 な突発事件が発生した時に連絡し協力する」という理由で登録を求めた件、

一つの 可能性としては、いざ中国と日本が有事となった場合、

大使館 が何らかの目的で在日中国人の招集を実行する為の準備であるとも限らない。

日本政 府はこのような動きに警戒すべきだ。

 

尖閣領 空を含めた防空識別圏の設定、駐日本中国大使館は日中国人に求めた

「重大 な突発事件が発生した時に連絡し協力するため」の個人情報登録、

11月 に起きたこの二つの動きを連結すれば、中国は戦争を意識していることは明らかだ。

あるい は安倍政権を屈伏させるための軍事的恐喝の可能性もあろう。

 

中国大 使館が在日中国人に個人情報の登録を求めた件、

私のツ イートーのフォロワーの方から「それは中国の国防動員法と関係あるか」

との質 問を受けたが、おそらく関係あると思う。国防動員法では、

中国が 外国と有事となった場合海外にいる中国人も

動員さ れる対象となっているからだ。登録はその準備か。

 

フォロ ワーの皆様にお願いします。中国大使館が在日中国人たち全員に登録を求めた一件、

場合に よって日本の国防上に重大な意味を持つ動きであるかもしれませんが、

マスメ デイアはいっさい報じていません。是非皆様のお力でこの情報の拡散をお願いします。

 

「在日 中国人登録」の一件、中国大使館は「自然災害への備え」と釈明。

「自然 災害への備え」であれば最初からそう言えば良いが、

最初か ら言い出しているのは「重大な突発事件」だ。

しか し、たとえばテレビが「重大で突発な事件が起きた」と言えば、

それが 「地震」だと思うのか。明らかに違うのだ。

 

防空識 別圏設定の一件、その最大のポイントは要するに、

日本の 自衛隊機にたいする「緊急発進」の裁量権が識別圏の設定によって

事実上 現場の中国軍に与えられたことだ。それでは中国軍の暴走はいつでも自由にできる。

彼らは 一体何をやり出すのか。あるいは習近平自身も軍の暴走を期待しているのだろうか

 

中国の 識別圏設定にかんし、民主党海江田代表は批判しながらも

「日中 首脳会談の早期開催」を求めた。しかし当の中国からの脅威に直面している今、

日本は まずやるべきことは日中会談よりも、同盟国の米国との首脳会談ではないのか。

強盗が 入ろうとしたとき、仲間と相談せずに強盗と相談する馬鹿がいるか

 

( 石 平 )


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