ある方から頼まれて、先週の月曜日12月2日に、
久しぶりにスペインの不動産王の方とのスペイン語の通訳をした。
勾留中のスペイン語圏の人々の通訳や調停などの法律系の通訳は、
在留特別許可との関係で、そこそこの数を引き受けていたのだが、
ビジネス系の通訳は、たぶん13年ぶりだと思う。
大丈夫かな?とも思ったのだが、まあまあ無難にこなせたと思う。
ちなみに、通訳は往復で話すので、当然ながら2倍話すことになるので、
意外に体力を消耗するのである。とはいえ、たまには日頃の業務と
異なることをやるのも、刺激があって結構楽しめる気がする。
それしても、そのスペイン人の親友がバルバテという
スペイン人さえも知らぬような小さな町に別荘を持っていたとは
意外であり、世の中狭いなあと思った次第だ。
ちなみに、このバルバテという町には私が現地代表者として
赴任していた頃、地中海クロマグロの洋上生け簀があった町で、
ここから築地をはじめ、日本中の主な市場に出荷する為に、
無線機と携帯電話を手にして、夜が明ける前からゴム長靴を履いて、
毎日毎日出荷の段取りをしていた懐かしい町なのである。