東京都行政書士会国際部の川邉次長が代表を務める、国際業務研究会なる任意団体で講義をさせて頂きました。昨年に続き二度目の講義です。
題目は「日系社会に存在する、帰化でも就籍でもない、旧々国籍法による国籍取得手続き」とういう内容です。
まあ、これはHPや会報に書かれた題目で、講義用のレジュメには
日系社会に存在する
もうひとつの国籍手続き
その実態と実務
法の欠缺なのか、或いは盲点なのか!
こんな不公平な手続きが実在しているのか!
どんな法律実務書にも書かれていなかった
その驚くべき実態と現状、そして、
具体的な手続の詳細を本邦初公開します!
と、ちょっと過激な内容のレジュメ用の題にしました。
何か、安っぽい暴露本みたいですね(*^_^*))。
この国際業務研究会は、大先輩で東京都行政書士会国際部長を何期も務められた榎本先生が立ち上げ、今は顧問をされていらっしゃる団体で、元入管局長や元主席審査官などの入管局OB等もお招きして講義をして頂くような権威ある任意団体なのです。ですから、それなりに講義の内容も何日もの時間を掛けて吟味し、準備させて頂きました。
その講義内容ですが、明治時代に誕生した旧々国籍法から始まる、国籍法の変遷の解説にはじまり、戸籍法、通則法、各国の身分法・家族法に於ける認知効との関連性や法務省民事局による通達。そして、具体的な事例数例なども交えて、かなり多岐に渡るお話しをさせて頂きました。
聴講された方々に伺ったら、内容の半分ほどしか、分からなかった
と言われてしまいました。
んんんん・・・、ちょっと内容が難し過ぎたのかなぁ???。
次回は、もっと身近で、ご同業のお仕事に密接に関連するテーマにしましょうかねぇ!
先日の研修会では大変お世話になりました。一番前の真ん中の席で受講させて戴きました。奥の深い講義で興味が湧きました。
ブログも楽しみにしております。
今後とも宜しくお願い致します。
行政書士 林 諭