FUJIARTEという会社が、日本から帰国した日系人ブラジル人を、
ブラジルに進出している日系企業などに就職を斡旋しているそうだ。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/interview/20140827/270464/?P=3
この会社は、もともと父親が創業した
当時は悪名高かった「請負会社」からスタートした会社で、
事実上の派遣事業にも関わらず、請負という形で日系人を派遣し、
電器や自動車関連製造業に、社会保険や雇用保険にも
加入させることに無しに日系人を派遣しており、
当時はボロ儲けしていた会社であり、日系人の使い捨ての
一翼を担った張本人の会社でもあったのだった。
しかし、今ではこういった悪徳業者は、ほぼ皆無となった。
がこの会社、二代目の社長になってからの逆転の発想なのか、
日本から帰国した日本式の製造工程に慣れた日系ブラジル人作業員を、
現地ブラジルに進出している日系企業などに紹介・斡旋しているという。
人手不足が今後深刻化する中、更に深刻化させるような業種であり、
今度は、日本の製造業にとっては困る業種となる可能性もある。
とはいえ、少なくとも先代の行ってきた請負業よりはまともにも見える。
逆転の発想なのか、或いは・・・。ちょっと様子を見てみたい気がする。