行政書士中村和夫の独り言

外国人雇用・採用コンサルティング、渉外戸籍、入管手続等を専門とする26年目の国際派行政書士が好き勝手につぶやいています!

どのように人生を設計して行くべきか?

2012-08-13 08:36:06 | その他

 先々週の週末の話なのだが、老父が入居して居る

 某有料老人ホームへ会いにいった。

 この有料老人ホーム、入居者達を飽きさせない

 盛りだくさんの催し物があるばかりでなく、

 老父の日常生活を安心してお任せできる

 心優しい優秀な介護スタッフの方々や

 常駐の看護師も揃っている。

 もし、自宅に老父と同居していたとしても、

 昼間留守中では、仮に老父が転倒したり、

 或いは、具合が悪くなったとしても、

 おそらく、まったく気が付くことは出来ないことであろう。

 しかし、ホームに居ればそんな不安は一切無いのだから、

 家族にとってこんなありがたい話は無い。

 私は、来秋には母が他界した年齢と同じ59歳に達する。

 目の前にいる96歳の、ある意味では悠々自適な老父と、

 年金も貰えずに、還暦を前にして急逝してしまった母という、

 両極端な親の人生を見てきている。

 だから、ほんの6年ほど前までの私は、

 暴飲・暴食の上、1日30~40本を喫煙するベビースモーカーであり、

 「人生なるようになるさ!」と、好き勝手に生きて来た私であったのだが・・・。

 しかし、気が付いてみれば、いつの間にか、

 目の前にいる老父のような人生を目指している。

 長年の自堕落な生活から、到底老父のように

 長生き出来るとは思えないが、

 せめて残り20年ほど先までの人生設計は、

 どうも考えておかねばならないようだ。

 そう思いながら、和やかに近況を話してくれる老父の話に

 うなずきながら耳を傾けていた猛暑8月早々の週末の私であった。

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