神奈川県には、実は多くの外国人が住んでいます。
本厚木、大和、藤沢などには、仕事柄よく行く事があります。
しかし、最近は川崎に隣接する、この鶴見という街にお邪魔することが多くなってきました。
先日、その鶴見から歩いて15分程にある、本町通り商店街をぶらりぶらりと歩く機会に恵まれました。
この商店街、どこかの田舎町の商店街を思わせるようなレトロで懐かしい雰囲気があるのです。
しかし、一方ではこのような南米系のラテンエスニックな店舗も多いのです。
更には、韓国のテコンドーの道場や中国語で何やら書かれた歯科医院のガラスなども目に付くという、アジア風エスニックな顔も持つ商店街でもあるようです。
この商店街を歩いていると、数十年前の昔の街にタイムスリップしたような気分になってしまうのです。或いは、どこかの遠い旅先で立ち寄った田舎町の商店街を歩いているような錯覚さえ感じてしまいます。
この都心からは近い鶴見の本町通り商店街は、妙な懐かしさを感じさせてくれる郷愁を帯びている昔の日本の町並みという基本を残しつつ、一方では外国のエスニック文化とも融合しているという、実に不思議な街並みなのです。
もし、機会があれば、是非一度訪れて歩いてみて下さい!もしかしたら、この街には少子高齢化した未来の日本という国が生き残る為のヒントが隠されているような気がするのです。