11日のブログで書いた、病院で処方された心房細動を抑える貼り薬が皮膚の炎症の原因になっていた件ですが、前日の10日からこの貼り薬の使用を中止し病院へ飲み薬に替えてもらうことは可能かどうか問い合わせをしていました。
ただ、私の主治医の先生は毎週木曜日しか出勤しておらず(他の曜日は終末期医療の別の病院で活躍されています)今日の午前中にやっと病院から連絡がありました。
幸いなことに飲み薬もあるそうで「病院に来てくれれば新たな薬の処方箋をお渡しします。」とのことです。しかし来週の木曜日は海の日がずれて祝日になっており、病院はお休みです。なので今日中に行かないと次は29日になってしまうとのこと。
今日は午後から胃と大腸の内視鏡検査があって、昨夜から下剤を3種類飲み、病院の看護師さんからの電話が掛かってきたのは最後の下剤ニフレックを飲み始めていた時でした。このニフレックって言う下剤は2リットルの水に溶かして最後まで飲み切るんですよね。さてどうしたものか、と考えましたが今日中に処方箋を貰っておいた方が良いだろうと考え、下剤の飲みかけでしたが車で病院へ行ってきました。
今日の病院はとても混雑していました。そして殆どの患者さんが予約をして来ている方達ばかりなのですが、10分程で病院へ行くと伝えておいたので、そして処方箋を貰うだけですから15分程の待ち時間で診察室に呼ばれました。
そしてビソプロロールフマル酸塩0.625mgと言う内服薬の処方箋を頂いてきました。
前回処方された貼り薬は次回の外来時までの3ヶ月分だったのですが、一旦薬局で出されたものは返却がきかないそうです。2ヶ月以上が無駄になってしまいとても勿体ないのですが、処分するしかありませんね。そして今回の飲み薬もまた途中で何があるのか分からないので半分の8月末までの45日分として処方していただきました。
ところで病院への行き帰りと病院内に居る時も幸いなことに便意を催すことはなく助かりました。そして帰宅後はまたニフレックを飲み続けたのでした。でもこのニフレック、時々このブログにコメントをして下さる「文科系さん」から冷やして飲むと飲みやすい、との情報を頂いていたのでしっかり冷やして飲んでみました。するとかなりの違いがありました。冷えていれば喉の通りが違います。お蔭さまで前回はこのニフレックを2リットル全量飲むことが出来なかったのですが、今回はしっかり飲み切ることが出来ました。「文科系さん」ありがとうございました。
さて、午後からの胃腸科の病院です。20代の時に憩室炎になって大腸検査はその時から何度もやっているので慣れてしまって何ら苦痛ではないのですが、口から内視鏡を入れる胃カメラの検査はとても苦手です。私は自慢ではありませんが、歯医者で奥歯の治療を受けるだけで気持ちが悪くなり嘔吐してしまうのです。喉が過敏になっているようで胃カメラなんぞを通された日にはもう無理なんです。で、今回のこの病院で初めて検査を受けた時は麻酔を使っての検査で寝ている間に終わります、との言葉を信じて検査を受けたのですが、私の場合は麻酔で意識がない状態でも手足をばたつかせ暴れたのでした。検査後に先生から聞いたのですが、無意識でも喉の違和感を感じて暴れる人が何人かはいるそうです。
で、その後の検査からは意識が多少残るぐらいの麻酔の量に調節しての検査となってしまいました。意識があると暴れることはしませんが、苦しくて苦しくてもう拷問でした。その後は一度病院を変えて別の病院での内視鏡の検査をしたことがありますが、その病院は検査の先生がまだ慣れていない様で検査に物凄い時間が掛かったことを覚えています。
で、今回はまた元の病院で予約を取ったのです。この病院の先生はとても経験豊富なのでしょう、大腸検査もスムーズに短時間で終わるのです。この手の検査も熟練の技というのがあるのでしょうね。
今日も大腸の検査が先に行われましたが、一切の苦痛なしに無事終了しました。
そして心配していた胃カメラの検査時です。大腸検査後は点滴に麻酔薬を投与したり胃の活動を抑える為の薬も注入。そして喉の奥にも麻酔をひと吹きかけます。この際、喉に掛ける麻酔の量を多めにして欲しいとお願いしたところ、規定でワンプッシュと決められているので出来ません、と断られました。しかし、量より場所が大事なので長いノズルを口の奥に入れて効き目が最大限発揮される様にしっかり噴射してくれました。
そして点滴からの麻酔の量がほど良かったのか口に胃カメラを通すための器具を装着された直後に意識が飛んでしまいました。なので胃の検査中のことは覚えていません。検査後に看護師さんに「胃の検査中は意識がなかったのですが暴れませんでしたか?」とお聞きすると「大丈夫でしたよ。」と仰っていただいたのでとてもホッとしました。
今回の様に出来れば次回からも口からの検査で大丈夫そうです。
この後は麻酔が切れるまで小一時間ベッドの上で安静にしていて、その後先生から検査結果を聞きました。
結果は特に問題はなかったそうです。ポリープなども見つからず摘まんで取る様なことはなかったそうです。ただし、以前ピロリ菌の除去の為の投薬治療から長い年月が経っているので万一の為にまたピロリ菌がいないかどうかを検査するための検体を取ったとのことでした。この結果は7月29日以降に分かるそうです。
まあ取り敢えず問題なしだったのでホッとしました。画像には映っていないのですが、ずっと胃が痛いのは胃酸の逆流があるためだそうで、今回は前回頂いた薬より少し強めの薬を処方してもらいました。
このところトレーニングをお休みしていましたが、これで明日からまた元気に走り出したいと思っています。