ステップ17では、車体前面の予備履帯と操縦席バイザーを取り付けます。予備履帯は、キットの指示では2つとも同じ向きですが、劇中車のそれは向きが逆になりますのでそれに合わせます。
ステップ18から砲塔の組み立てに進みます。ガルパン仕様への工作が三ヶ所にあります。そのうちの二ヶ所を順に説明します。残り一ヶ所は後のステップに回します。また、ガイド図でQ14の両側に付けるパーツの番号が抜けていますが、R5です。パーツQ19およびQ21は劇中車にありませんので不要とし、ダボ穴も埋めます。
コマンダーズハッチのパーツQ5、Q26、Q27は劇中車のそれに向きを合わせます。
ステップ17で組み立てる予備履帯と操縦席バイザーのパーツ類です。
組みつけました。予備履帯は劇中車に合わせて向きをセットし、バイザーは塗装時の保護のためにマスキングテープで覆いました。
ステップ18で組み立てる砲塔関連のパーツ類です。
砲塔を組み上げました。コマンダーズハッチのパーツQ5、Q26、Q27は劇中車のそれに向きを合わせました。さらにガルパン仕様への工作が三ヶ所にあります。そのうちの二ヶ所を順に説明します。
一ヶ所目は、砲塔側面の段差です。御覧のように、そのまま組み上げた状態では段差と隙間が生じます。
ところが、劇中車の該当箇所には段差も隙間もありません。砲塔側面全体が一つの面で繋がっています。これに合わせます。
上図のように0.5ミリプラ板を貼り増して、段差をなくし隙間を埋めました。左右で同じ工作を行ないました。
砲身を組みつけました。
続いて、ガルパン仕様への工作の二ヶ所目を紹介します。
上図にて二ヶ所の赤円内のモールドを示しました。この二つの突起が劇中車にはありません。
劇中車のシーンを御覧下さい。二つの突起が無いのが分かります。
二つの突起をカットしました。今回のセンチュリオンの製作においては、ガルパン仕様への工作の多くが砲塔に集中していますので、後のステップでも追加工作が加わります。 (続く)