インテリアの組み立ての続きです。ステップ4からステップ5までは車体および各所のインテリアの組み立て、ステップ7は砲塔内部の砲弾ケース等の組み付けになります。いずれもエッチングパーツは省いて必要な箇所のみプラ板に置き換えます。
ステップ6で組む無線機はE型以降向けのオプションパーツで、これは今回のB型には取り付けませんので不要です。ステップ7の工程は砲塔の組み立ての際に同時並行で行うので、ここではステップ4からステップ5までの工程を進めます。
ステップ4では車内の右側面の装備品などを組み付けます。砲弾ケース、消火器、トランスミッションの軸部、何かの小部品などをそれぞれ塗装して準備しました。基本的には現存実車の車内の色に合わせていますが、機械の駆動部はパーツ毎に細かく塗り分けて、メカ感を強調してみました。
組み上がりました。
車体に組み付けました。
続いて車内の左側面の装備品などを組み付けます。こちらは砲弾ケース、ロッド、何かのケースを取り付けます。トランスミッションの軸部は取り付け済みです。
組み付けて車体にセットしました。前のステップで保留にしていた細かいパーツの取り付け位置も見えてきたので、全て組みつけました。戦闘室内部は、あと前面部の計器類のみとなりました。
いっぽう、エンジンルームにおいては背面板の取り付けがまだですが、これは保留にしておきました。
続いてステップ5に進みました。
ステップ5で組み付ける前面上部装甲板と内側の操縦席計器類のパーツです。
組みつけました。
車体にセットしました。これによってトランスミッションの大部分は見えなくなりました。これが、トランスミッションの各所に色々と貼り付けるエッチングパーツを省いた理由です。
完成後はこのエンジン点検ハッチをピットマルチにて開閉自在にして中が見えるようにします。
保留にしていたエンジンルームの背面板と、エンジンからの排気管を準備しました。いずれも塗装しています。
取り付けてみたところ、排気管の長さが少し足りないことに気付きました。排気管は、背面板の外側のマフラーに繋がる筈なので、足りない部分はプラ棒で補完するということに本来はなりますが、上部の装甲板を貼るので完成後は完全に見えなくなります。それで、このままにしておいても良いだろうと判断しました。
エンジンルーム側からみると、排気管の足りない長さは約3ミリほどでした。後で3ミリのプラ棒を繋いでおこうか、と考えました。
並行して、本組み立てガイド図のほうのステップ2の車体前面部の組み立てを行ないました。上図のパーツ類を取り付けます。フックのパーツD16およびD17は形状が異なるため、タミヤのⅣ号戦車装備品セットのD19に置き換えました。
組み上がりました。上図の白い板はエンジン点検ハッチです。これでステップ4からステップ5までの工程が完了しました。次回は車体組み立てのほうに戻ります。 (続く)