高崎駅西口からのバスで終点の榛名湖に着きました。バス停は榛名湖の南岸に位置しますので、180度の視界に青々とした湖面が広がります。この広い湖が火口跡カルデラなのか、どれだけ凄い爆発を繰り返したんだろう、と驚かざるを得ませんでした。
バス停および観光駐車場の向かいには、高崎駅から乗ってきたバスが降りてきた坂道があります。合流点の脇に榛名神社の看板が立ちますが、その通り、この坂道を登っていくと榛名神社のバス停へ行きます。現地の地図で見て、榛名神社が鎮座している山が榛名山であると知りました。
高崎駅から乗ってきたバスが回送便となって、その坂道を戻ってゆきました。この状況で作中に登場しますので、狙い定めて撮影しました。
左のシーンですね。作中では各務原なでしこ達が榛名湖バス停でバスに乗って高崎駅へと向かいましたから、今回の私のコースとは真逆でした。作中の頃と違ってバスがどこも減便となっている現在では、作中通りのルートを効率的に回って榛東村役場まで向かうのは至難の業です。それで前回も今回もエリアごとに分けて泊まりがけでゆっくり回っているわけでした。
右のシーンのアングルも、バスが通ったタイミングで撮りました。
このアングルです。バスの向きが違いましたが、ほぼ一致する景色でした。走り去ってゆくバスは伊香保温泉行きでした。
再び榛名湖と榛名富士山を、各務原なでしこ達がアイスを食べながら眺めていた場所で見ました。柵の二ヶ所に看板がはってありますが、その中間あたりです。
このシーンです。三人の後ろの駐車場は、実際にはバス停横のバス待機場になっていて、さっき乗ってきたバスの後ろに続いていた増便バスが、高崎駅行きとなって発車するまで待機していたので、上のシーンと同じアングルで撮ることが出来ませんでした。
それで、作中に描かれる赤枠内の看板と、黄枠内のバリケードが実際にあるのかを探すことにしました。
黄枠内のバリケードは、実際には2個ありました。左側のバリケードが作中に出ているもので、貼り付けてある案内標識も同じでした。
そして赤枠内の看板の実物がこちらでした。作中では「上州バス」となっていますが実際は「群馬バス」でした。あとの表示文章は同じでした。バスの回転場所でもあるわけですね。
以上で榛名湖バス停の聖地スポットを全て見て撮りましたので、次へ向かって歩き出しました。一度振り返ってバス停の全景を撮りました。
次の目的地は、榛名湖の東岸に位置する群馬県立榛名公園でした。湖畔の車道沿いの遊歩道が通じており、歩いて10分から12分ぐらいか、と試算しつつ、上図の景色を左に見ながら歩きました。 (続く)