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ゆるキャン△の聖地を行く43 その9  伊香保温泉石段街へ

2024年12月10日 | ゆるキャン△

 榛名山ロープウェー前のバス停の近くの芝生地には、馬が2頭いました。公園内の馬車用の馬らしいのですが、馬車が見当たらなかったので、この日はあちこちへ歩き回るのではなく、観光客向けの乗馬体験コーナーでもやっているのだろうかと思いましたが、その通りでした。

 

 近寄ってみました。2組の家族連れが子供を先頭にして近づいてきて、係員の方に勧められるままに、子供を馬の背に乗せていました。子供が背に乗ってはしゃいで騒いでも、2頭とも微動だにせず、耳と目だけをクルクルと動かしていました。

 

 榛名富士山をバックにして撮りました。

 

 バスの時刻までまだ15分ぐらいあるので、ここで弁当を食べておこう、と考え、ついでにアイスでも食べるか、と思いついて土産物店の一軒の店先に近寄りました。休憩用のテーブルや椅子が並んでいたので、その一角に座って、高崎駅のコンビニで買ってきたお握りの弁当を食べました。それからアイスを買いに行きました。

 

 こんな感じで、どのお店の店先でも同じアイスを売っていました。作中で各務原なでしこ達が食べ、榛名湖および榛名富士山をバックに撮った3種類のアイスと似たような品も売っていましたが、上図の「ブルーベリーヨーグルト」に目がいってしまい、それを買いました。

 

 これでいいんですよ。これで。毎日のおやつに冷凍ブルーベリーを食べていますので、少量でもいいからブルーベリーを食べると、なぜか落ち着くのでした。

 

 アイスを食べてバス停に戻りましたが、バスがやってきたのは5分遅れの12時8分でした。

 

 バスは西麓の伊香保温泉に繋がる県道33号線、メロディーラインを下っていきました。途中で、作中にも出てきた高根展望台の横を通りました。それから九十九折りの急坂を下っていきましたので、バスが左右に大きく揺れまくりでした。

 

 きっかり30分後の12時38分、目的地の伊香保温泉街のバス停に着きました。

 

 バス停は、御覧のように複数のバス事業者のそれが並びます。それぞれにバス停の名称も異なります。私が乗ってきたのは群馬バスでしたから、上図の中央のバス停標識が該当し、バス停の名称は「石段街口」でした。関越交通と共用しているようでした。

 御覧のように、左は地元のコミュニティバスである「伊香保タウンバス」のバス停、右端はJR関東の高速バスの専用バス停です。同じ場所に複数のバス停が並びますが、ネットや地図で調べるとバス停は一つしか表示されませんので、資料や記事ごとにバス停の名称が異なるのには惑わされました。事前調査でバスの路線や時刻を調べた際に、一番分かりにくかったのが、この伊香保温泉エリアでした。

 周知のように、伊香保温泉街のバス路線は幾つかあり、観光客の多くは温泉街の高所にある「伊香保バスターミナル」と温泉街の一番下に位置する「石段街口」のいずれかで乗り降りします。作中では各務原なでしこ達が榛東村のキャンプ場からタクシーで伊香保温泉に移動、石段街を下から上へと登って行ったように描かれており、「石段の湯」で入浴した後は榛名山へのバスに乗っています。
 それで、3人はどこのバス停から乗ったのだろうと思い、現地で聖地ルートを実際にたどって検証したところ、「石段の湯」に近い「石段街口」ではないか、という結論に至りました。

 

 伊香保温泉においては、この日は聖地ルートの下見と伊香保神社の参拝を予定していました。温泉街を歩いた後は渋川駅へ向かう積りでしたので、その渋川駅行きのバスの時刻を確認しました。
 上図は、関越交通の時刻表です。全てのバスが渋川駅へ向かいますので、16時までの毎時に便があります。

 

 こちらは群馬バスの時刻表です。こちらは渋川駅行きはあと2便しかありませんでした。高崎駅行きの便のほうが多いので、バスの時刻に間に合ったら、高崎駅まで乗っちゃおうか、と考えました。この日の宿は高崎駅近くの東横インに予約していたからです。

 

 バス停から石段街の方角を見ました。初めて見る、伊香保温泉の玄関口の景色でした。  (続く)

 


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