ステップ12では左右のフェンダー等を取り付けます。今回はフェンダーは3Dプリントパーツに差し替えますので、ここで取り付けるパーツはB27のみとなります。
左右のフェンダーの3Dプリントパーツです。これを取り付けるだけで劇中車と同じフィンランド軍仕様を再現出来ます。最初はプラ板での改造を予定していた部分でしたが、3Dプリントパーツのセットを教えて貰ったお蔭で、作業量が軽減出来ました。
最近はこういった3Dプリントパーツが出回ってきていますから、それに応じてプラモデルの製作のありかたも変わってゆくようです。海外ではプラモデル自体が3Dプリントパーツのみで構成されるキットも珍しくなくなっているようですが、日本ではまだそのような潮流に達しているような兆候がないと聞きます。
取り付けました。この3Dプリントパーツのセットは今回のタミヤ製品向けに販売されていますので、他のメーカーのキットには使えないらしいです。
接着剤はプラモデル用のが使えませんから、瞬間接着剤での組み付けとなりますが、パーツの合いも良くてズレや歪みなどは一切みられませんでした。3Dプリントパーツというのはなかなかの精度だなあ、と驚きました。
ステップ13でも左右フェンダーの組み付けを続けますが、すでに3Dプリントパーツで仕上がりましたので、A21、B33、B34は不要となります。また警笛のB29も劇中車にはありませんので不要です。B28も有るような無いような、よく分からない状態ですが、ここでは取り付けておきます。
またQ13は、劇中車のよりも下端が短いので、同じ太さのプラ棒で延長します。これらの作業と併せて、ガイド指示にはない側面の増加装甲の3Dプリントパーツも組み付けます。
ステップ13で取り付けるB28とQ13です。
Q13は下端が短いので、御覧のように同じ太さのプラ棒で延長しました。
側面の増加装甲の3Dプリントパーツを準備しました。左右のパーツ形状が非対称になっており、取り付け位置も対称ではありません。パーツの裏面に取り付け位置の数字「R1、R2、L1、L2」がモールドされていますので、それを確かめながら組み付けます。
これらの増加装甲は、劇中車でも確認出来ます。赤枠内に見えます。
貼り付けました。
反対側も取り付けました。取り付け位置がそれぞれにあって、それに応じてダボとダボ穴を合わせますから、もし間違ったらきちんと嵌らないので、すぐに分かります。 (続く)