気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

大洗女子学園チーム初の対戦試合より  前編

2018年07月22日 | ガールズ&パンツァー

 ガルパンことガールズ&パンツァーというアニメが2012年10月に始まってから、早くも5年余りが過ぎました。暦は2018年に達して6年目にゆきつこうとしていますが、テレビシリーズの第1話からリアルタイムで視聴してきた身にとっては、いまだにその第1話の初印象が鮮やかなままです。

 なにしろ、にわかに編成された戦車道チームの姿が上図のような有様で、その派手なカラーリングが当時は型破りで新鮮なものに映りました。オモチャの戦車でブンドドするみたいだなあ、と苦笑してしまったのを覚えています。練習試合のシーンを経ているにもかかわらず、本当にこれで撃ち合い、戦車戦を展開するのか、と疑問すら抱いていたことを、今でも思い出します。

 

 ところが、初めての対戦相手、聖グロリアーナ女学院チームの陣容を上のシーンにて見た時には、これはガチだなあ、と感じました。いかにも歴戦のチーム、という雰囲気が濃厚にただよっていて、不気味さをも覚えたものです。
 チャーチルにマチルダか、イギリスの戦車なのか、チャーチルはよく知らないが、マチルダは確か史実ではアフリカ戦線初期に相当活躍したと聞いている、強そうだな・・・、というのが、当時の私の感想でした。

 

 両チーム揃っての試合前の挨拶の場面で、これはもう大洗女子学園は負けたな、負けなくても引き分けだな、と予想しました。いかにも実戦慣れしていそうなチームと、派手なカラーリングで遊び気分も混じる烏合の衆チームとの組み合わせですから、戦車には疎い軍艦マニアの私でも、どっちが勝ちそうかぐらいは予想がつきました。

 しかし、それだと当たり前の展開になってしまうだろうから、何か意表を突くような工夫や作戦で、初陣の大洗女子学園チームが勝ってしまうのかもしれないな、とも考えました。これはいよいよ先が気になるぞ、とトイレに行きたいのも我慢してモニターの前に張り付いていたのでした。

 

 大洗女子学園チームの作戦は、西住みほが率いるあんこうチームが囮となって相手チームを引き出し、味方が陣取る高所の下におびき寄せる、というものでした。
 殆どが素人の固まりですから、待ち伏せて有利な高所から撃ちおろす以外に、成し得る有効な戦術は無かったと思います。他のやり方があったか、と問われれば、全然思いつきません。

 

 ですが、ダージリン率いるイギリス戦車隊は練度の高さを示して、不利な状況をものともせずにじりじりと攻め寄せてくるのでした。しかも、大洗女子学園チームの射撃が全然当たりませんから、高所に陣取ってもほとんど意味が無い、という成り行きに陥ります。
 ここに、戦車道経験者が西住みほ一人しかいないということの限界が露呈した、と思ったのでした。

 

 しかも、まずいことに大洗女子学園チームのカメさんチームが履帯脱落というアクシデントに見舞われます。動けなくなってしまったため、その後で近くを通ったであろう相手チームに捕捉撃破されたんだろう、と思っていました。
 だから、後で市街地での対峙地点に乱入してきたときには、本当にびっくりさせられました。あの生徒会三役だけで外れた履帯を直したのか、と感心し、角谷会長も働いたのかな、と首を傾げたわけでした。  (続く)

 


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