宿の「肴屋本店」で小休憩の後、再び街中へ繰り出しました。「森屋菓子店」の辺りまで行きました。
ウインドーに貼ってある広告や写真などを見ていたら、お店のおばあさんが「どうぞ中で休んでってください」と戸を開けて下さいました。
ひとつ「シベリア」を食べようか、と決めて、プリンと一緒に購入しました。御主人も出て来られて、なぜか昭和30年代に電車が走っていた頃の大洗の話で盛り上がりました。電車が那珂湊まで開通しとったら、あっさりと廃止みたいな流れにはならなかっただろう、と話しておられました。
店内には幾つかのイラストが飾られてありました。ももがーは「ウスヤ」さんに置いた方がしっくりくるんじゃないかな、と思いました。
看板娘の河西忍はちゃんとありました。このキャラクターは東京五輪全日本チームのコーチ兼キャプテンだった河西昌枝さんが元ネタですが、河西忍のキリッとした雰囲気も、河西昌枝さんの若い頃のそれによく似ています。一種のオマージュなんでしょうね。
道を引き返して、以前に泊まったことのある民宿「あんばいや」の横を通りました。翌日は、同じガルパンファンの同行者の方と共にこの民宿に泊まる予定なので、楽しみでした。
喫茶店「ブロンズ」の前を通りました。寄ろうかなと思ったのですが、客が沢山入っているようだし、翌日にも立ち寄る予定があったのでそのまま通り過ぎました。
パスタが好物の私としては、新メニューの「アンチョビセット」なるパスタメニューが気になってしょうがなかったんですけどね・・・。
再び「カジマ」に立ち寄りました。なんてったってホシノが居ますからねー。でも翌日の4月12日が臨時休業、ってどういうことですか・・・。土曜日なのに・・・。
「ほたての履帯揚げ」は午前中に買っていただきました。ですが「ミリメシ」は今回も買うか迷いました。海軍系カレーだったら間違いなく買うんですが、「ミリメシ」となると陸軍野戦キャンプの簡易食を連想してしまいますので・・・。
ホシノは「大洗一速い女」ということですが、ポルシェティーガーの操縦手であったならば、ツチヤよりも早く走れるということでしょうね。スピードにものを言わせて黒森峰チームを誘導しかき回して混乱させる、という戦術も可能だったかもしれませんね。
続いて「ゆっくら健康館」に行きました。夕方までにここの温泉に入ろう、というのが今回の計画の一つでした。
施設の横に立てられた大きなウォーキングプラン案内板です。右側のBコースは祝町地区へ向かう街中散策ルートのようです。行ったことのないコースなので、次の訪洗時にチャレンジしてみるのも良いですね。
温泉浴場は施設の二階にありますが、行ってみて入口付近にあんこうチームの五人のパネルが並んでいるのに驚かされました。五人のセットは商工会館とマリンタワーの2セットだけかと思っていたら、まだあったんですね。
パネルの横には施設内の食事処「ゆっくら亭」があります。宿泊を素泊まりにして、入浴と夕食をこちらで楽しむのも、大洗の旅の選択肢として良いですね。
「ゆっくら亭」のメニューは豊富です。広々とした座敷スタイルの施設なので、横になってゴロゴロするのもOKだそうです。温泉施設の食事処によくある形式ですので、湯上り後にここでゆっくり食べて休憩するのもアリだな、と思いました。
奈良の温泉施設もみんな似たような形式なので、半日で温泉に行って食事を食べてゆっくり休むというパターンをよく楽しんでおりました。
メニューには日替わりの特選品も幾つかあるようです。右端には「大洗定食」なんてのもあります。これまで大洗の色々な食事処に入りましたが、「大洗定食」の名前は初めて見ましたよ・・・。ありそうで無かったネーミングですね。
温泉に入りました。劇中の大洗女子学園チームの入浴シーンに登場したのと同じ浴槽配置でしたが、スケールが違いました。劇中の浴場は実際の施設の倍ぐらいにスケールアップされているのです。また劇中では、あんこうの形をした湧水口が出てきますが、実際には見当たりませんでした。
湯上り後に休憩ルームから外を見ました。二階にあるので港方面の眺めが良く、マリンタワーも見えました。
商船三井の「さんふらわあ」も見えました。夕方便の13000トン型と深夜便の11400トン型の二種類の船が合計四隻運行しているそうですが、夕方に大洗港に入っているのは13000トン型のようでした。運行スケジュール表で確認すると「さっぽろ」号でした。 (続く)