ゆうすげ
花の特徴長さ10センチくらいの6枚の花びらは先が軽く反り返る。
花の中央には6本の雄しべと1本の雌しべがある。
茎先で枝分かれをして、10輪くらいの花を次々と咲かせる。
- 葉の特徴
- 長さ40センチむから60センチくらいの線形の葉が2列に交互に出て、扇形になる。
- その他
- 夕方に開花し翌日の昼には閉じるところからこの名がついた。
漢字では「夕菅」とも書く。
別名を黄萓(キスゲ)という。
これはレモンイエローの花の色からつけられた名である。
萓(スゲ)は葉の形が萓(スゲ)に似ているところからきている。
ワスレグサ属の他の仲間と同様に一日花だが、他のものは朝開くのに対して夕萓(ユウスゲ)は夕方に開くところに違いがある。
- 開花時期
- 6~7月
- 花の色
- 黄
- 分布
- 本州から九州
海外では、中国にも分布する。 - 生育地
- 山地の草原や林の縁
- 植物のタイプ
- 多年草
- 大きさ・高さ
- 100~150センチ
- 学名
- Hemerocallis thunbergii
- 分類
- ユリ科 ワスレグサ属