「夏目友人帳」第2話の感想です。
一部ネタばれがありますので、まだご覧になられてない方は閲覧ご注意下さいませ。
今回は、素敵な物語ばかりの「夏目友人帳」の中でも、恐らく最も人気の高いお話の一つ「露神の祠」です。
夏目は、祖母レイコの遺品「友人帳」に名前を書かれた妖(あやかし)達に名前の返還をする日々を送っていました。
そんなある日、「露神」と名乗る小さな妖が、名前の返還を求めて夏目の元を訪れます。
ところが、露神の名が書かれた「友人帳」のページはレイコの食べこぼしのご飯粒のせいで次のページとくっついてしまっていたのです。
夏目が無理に剥がそうとすると、ひどく苦しみ始める露神。
「友人帳」は名を書かれたページを破けばその妖の身が裂け、燃やせば妖の身も燃えてしまうという、物騒な代物なのです。
夏目はニャンコ先生と共に、くっついたページに名を書かれたもう一人の妖を探し始めます。
物語の冒頭、学校でクラスメートから『肝試し』に誘われてあっさり応じる夏目。
普段妖達との付き合い(?)で苦労していますし、友人達にも距離を感じているという設定なのですから、ここはもう少し渋るなり迷って欲しかったように思います。
そして夏目、妖達に首を絞められ過ぎ…。夏目の体が心配です。
クライマックスの名前の返還の場面。(ちょこっと反転)
妖・ススギに空中高く飛ばされた夏目が、本性を現したニャンコ先生=斑(まだら)にひらりと飛び乗り、友人帳をくわえるシーン。
せっかくのアニメなのですから、この動きのある格好いい場面をあと20秒長くとって表現して欲しかった…!!
ラスト、露神が光の粒になってキラキラと融けていくシーンは美しかったです。
露神やススギの回想に登場する謎の美少女レイコさんもとても魅力的でした。
こういう良作は、もっと早い時間に放送して、たくさんの方達(特にお子さん)に見て欲しかったです。なぜ深夜?
今回のドッキリ。
夏目の寝顔の美しさにドキドキしました♪
*画像はジェニーです。