7月3日に発売されたコミックス、
「夏目友人帳」緑川ゆき著(白泉社)
の感想です。
ネタばれを含みますので、、これからお読みになるご予定の方はご注意ください。
尚、一部反転してあります。右クリックですべて選択、またはドラッグでご覧下さい。
第27話「夏目、文化祭に参加する」
高校の友人の北本と西村がいつもながらいい人で感動しました!
バザーの接客係になって戸惑う夏目に西村が言うセリフ――『本当に嫌だったらちゃんと言え 夏目。おれが代わってやる』――西村の男前な表情が格好良かったです!
池に落ちた夏目を助けたり、と北本西村コンビ大活躍の巻きでした。
それから、田沼と多軌が初めて出会うシーンもありました。
アニメではとっくに知り合いな二人ですが、漫画では8巻でようやく初対面なのですね。
第28話「映すもの」
雷で粉々に砕け散った妖怪の銅鏡を夏目と田沼が協力して探して集めます。
なんと、鏡の持ち主の妖怪が田沼に憑依し、田沼も妖怪が見えるようになります。
夏目の見ている妖(あやかし)の世界を自分も体験して夏目の気持ちを理解する田沼。
アニメでは大活躍の田沼も漫画ではもう一つ影が薄かったですが、今回は田沼が最高に格好良かったです。
作者さんが後書きで「田沼を大事にしすぎて雑に扱うくらいなら出さない方がいいと思っていました(要約)」と書いていらっしゃいました。
ようやく今まで田沼の影が薄かった理由が分かりました。
これからの田沼の活躍を期待したいです。
でも、田沼が活躍すると今度は名取さんの出番が減ってしまうでしょうか。
第8巻には名取の影も形もありませんでしたから。
名取も田沼も活躍してほしい…ファンは本当に欲深いです。
第29話「帰る場所」
話はさかのぼり、夏目が藤原家に引き取られるようになったいきさつが描かれています。
藤原夫妻はちょっと不思議な感じですね。もしかすると、夏目の祖母・レイコの秘密とか、何か知っているのでは?
第30話「特別編」
大きな顔の妖怪『ちょび』と夏目たちのほのぼの小品。
ここでようやく「友人帳」がらみの話が出てきました。
友人帳ももっと登場してほしいです!
第8巻では夏目が人間との関わりに一歩を踏み出す事になりました。
次巻も楽しみです!
今日のトップ画像は PhotoFunia 様の加工で遊んでみました。