銀幕大帝α

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ファインド・アウト

2013年10月22日 01時07分24秒 | 洋画サスペンス
GONE/DISPARUE
2012年
アメリカ
94分
サスペンス/ミステリー
劇場公開(2013/06/15)



監督:エイトール・ダリア
出演:
アマンダ・セイフライド『TIME/タイム』ジル
ジェニファー・カーペンターシャロン・エイムズ
ダニエル・サンジャタパワーズ
セバスチャン・スタンビリー
ウェス・ベントリーピーター・フード
キャサリン・メーニッヒエリカ・ロンズデール
エミリー・ウィッカーシャムモリー
マイケル・パレレイ・ボーズマン警部補

<ストーリー>
1年前、何者かに拉致監禁されたと訴えながらも、証拠が見付からず虚言症と断定されたジル。以来、不安な日々を過ごしていたが、ある日ジルの妹・モリーが失踪を遂げる。

すべて彼女の嘘なのか。

-感想-

彼女が訴える事は真実なのか、それとも全て妄想なのか・・・。

えーっと^^;
ジルさん!正直私も貴方を疑ってました!

すみませんでしたっ!!!!

逆に疑われたままの妄想癖オチで終わっていてもある意味面白かったかもしれないな。
「なんだよやっぱり思い過ごしかよっ」ε=\__〇_ ズコー
ってなってたら、果たしてその結末に私は納得していただろうか。
いや、多分、ざけんなっ!て怒り心頭になっていたか、アハハ、ε-(ーдー)ハァって苦笑いしつつも脱力してたかも(笑)

兎にも角にも何処の国の警察も使えねぇ的な皮肉がたっぷり込められてはいましたねぇ。
日本の警察もそうだけどもうちょっと真剣に捜査しろよなって本作観ていたらすっげぇ思います。

こいつまたおかしかな事叫んでるよ、みたいな刑事達の協力性皆無な部分にイラッとするんだけど、同時にジルに対してももしかしたら本当に頭おかしいのかな?とも思えてくる。
この辺の結局はどっちなんだ?と観る側も疑心暗鬼に陥らされ、不安にさせられる点に置いては、主人公が過去に虚言症と診断されたという経緯を新たに発生した妹失踪部分に上手く絡ませてきているので、「どっちだどっちだ?」とワクワクしたものに近い気持ちで観る事は出来ました。

それとジルは妹の足取り、犯人の居場所を突き止める為に(誰も自分の言う事を信じないので)単身で色んな場所を駆け回り、関係者にヒント的なものを聞きだそうとするんだけど、その際相手を信用させる為にデタラメな事を言うんですよね。
よくまぁそれだけ次から次へとでまかせな言葉が出てくるもんだと思わされるのですが、これも“嘘つき女”という疑念を更に抱かせる方向に持っていく事へと繋がっているので、我々も簡単に彼女の行動を信用してはならないという気持ちにもさせられる。

信じるべきか否か。
結果的には虚言症という一つの要素が良い感じに作用して正統派なミステリアス作品になっているのではないでしょうか。

ただようやく見つけた犯人との攻防戦はあっさりし過ぎ。
ていうか犯人、鈍臭い(笑)
こんな男がこれまで多くの女性を誘拐出来た事が信じられない位に失笑したくなる程の鈍臭さ。
もう少しハラハラさせられる戦いが観たかったかもだが、まぁいっかぁ。

直接的ではなく間接的に(`・ω・´)ドヤッ!!と全てが真実だったと証明してみせるラストは好き。

評価:★★★☆
13/10/21DVD鑑賞(新作)
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コメント (8)
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