銀幕大帝α

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インターセクション

2013年10月29日 01時05分36秒 | 洋画アクション
INTERSECTIONS
2013年
フランス
101分
アクション/犯罪/サスペンス
劇場未公開



監督:デヴィッド・マルコーニ
製作:リュック・ベッソン
脚本:デヴィッド・マルコーニ
出演:
ジェイミー・アレクサンダー
マリ=ジョゼ・クローズ
フランク・グリロ
ロシュディ・ゼム
チャーリー・ビューリー


<ストーリー>
ハネムーン先のモロッコで、愛人と共謀し夫を殺害しようとする妻の計画が、車の多重衝突事故によって頓挫。人里離れた砂漠の真ん中で、偶然居合わせた男女6人の運命が交錯する。



-感想-

新婚女房が夫殺しの計画犯罪を練って砂漠でカーチェイス繰り広げたならば、そこで立ち往生していた別の車両に突っ込み車は大破。
なんとか死なずに生き残った6人が、さてどうするべと、一夜を明かしていく中でそれぞれの思惑が激しくぶつかり合い、終いには殺し合いに発展していくってな話。

展開が二転三転とし、各人物の意外な正体が暴かれていく様は面白い。
けど少しテンポが悪いのがネック。
もっとテンポ良く描いていたらかなりの良作になっていた予感はするだけに勿体無い仕上がりだ。

何気に登場したダイヤモンドの原石が最終的な対立の元凶になるってのは話の転がし方に工夫を感じて好きかも。

中盤辺りで6人全員が悪者だと分からせてからの緊張感を徐々に高ぶらせていく流れも良い。
ニット帽の男の素性は終盤まで隠されているが、成る程なとしっかり納得させてくれる。
しかしあそこで運良く難を逃れはしたものの、そのまま射殺されてたらどうなってたんだろうとか、ナイフの指紋でバレないのかとか腑に落ちない点もあるのですっきり爽快までとはいかないかも。

良い部分と悪い部分が半々に組み合わさった形で出来上がっているので率直な感想としては「惜しい」の一言に尽きる。
カークラッシュのシーンなんてもう一度観たくなる位に派手さがあって良いのに、そこに行き着くまでが長い等、まぁそんな感じで良し悪しの差がはっきり見えちゃうのが何とも残念。
物語の構想は良かったけど作り方に失敗しちゃったみたいな。
これが日本では未公開作品になってしまった原因の理由かも。
ベッソンが製作として関っているだけあって作品の質そのものは酷くないので、どっしりと腰を下ろしてゆとりを持って観れる方はそれなりに楽しめるかも・・・よ?
んでも、女性陣の行動・態度にムカつく可能性は有り。
私はずっと2人の性格の悪さに苛々続きでした(笑)。

評価:★★★
13/10/28DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2013-09-20
メーカーアース・スター エンターテイメント
コメント (2)
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