銀幕大帝α

切り株推奨映画感想ブログにつきグロ画像注意。
御蔭様で16周年。4500作品レヴュー突破。御訪問有難う御座います♪

ザ・ゲスト

2015年06月03日 23時38分47秒 | 洋画サスペンス
THE GUEST
2014年
アメリカ
100分
サスペンス
R15+
劇場公開(2014/11/08)



監督:
アダム・ウィンガード
『V/H/S ネクストレベル』
製作総指揮:
サイモン・バレット
脚本:
サイモン・バレット
編集:
アダム・ウィンガード
出演:
ダン・スティーヴンスデイヴィッド
マイカ・モンローアナ・ピーターソン
リーランド・オーサースペンサー・ピーターソン
シーラ・ケリーローラ・ピーターソン
ブレンダン・マイヤールーク・ピーターソン
チェイス・ウィリアムソンジーク



<ストーリー>
イラク戦争で息子を亡くしたピーターソン一家の元に、息子の戦友だというデイヴィッドが現れる。礼儀正しく容姿端麗な彼は、一家に溶け込んでいくが…。

この訪問者(ゲスト)には、
想像を超えた<裏>がある。


-感想-

傑作サバイバルスリラー『サプライズ』のアダム・ウィンガード監督&サイモン・バレット脚本コンビの新作と知ってワクワク気分での鑑賞でしたが、期待したよりも至って平凡なサスペンス作品でした。

人が良さそうに見えて実はサイコ野郎というのはどこぞの映画で観た事のあるプロットだし、死んだと思わせておいて消防隊の活動に紛れて酸素マスクで顔を隠し逃げるというのも在り来たりな終わり方(てかあんな状態で何で生きているのか。ターミネーターかよ)。

こうもっと『サプライズ』的な衝撃を齎す展開を望んでいただけに正直落胆は大きい。
もうちょっと捻りの効いた脚本を書いて欲しかったなぁ。

邪魔というか敵になった人間は即排除で次々と済ました顔で殺していくのは良しとしてもだな、なんか恐怖感を抱かせるような演出をしていないせいもあってか、余りにも淡々とし過ぎていてドッと盛り上がる部分も無い。
そこら辺に監督らしさの奇抜なアイデアなりを盛り込んでいたならば、また違った面白さが出ていたかもしれないなと思うと、今回は地味に丁寧に作りすぎた感も見える。

相手を敵だと認識すると心の制御が効かなくなり誰彼構わず殺してしまうプログラムを植え付けられているんだってさ。
これに関しても兵役に無縁な自分からすればイマイチ説得力の無い人物設定なんだよなぁ。

ただね、デイヴィッドを演じたダン・スティーヴンスはかなりのイケメンさんで、戦友の為に故人となった息子の家族が抱える日常の問題を時には暴力を使いながら解決し手助けする所は楽しく観れた事は確かなんだけども、急に手のひら返して全員抹殺行為に走る終盤がありふれた流れになり、やや失速しちゃうのがやはり惜しい気がした。

今作の決して美女では無いけど妙に目で追いかけてしまいたくなる女優図鑑

ピーターソン家の長女アナ役を演じたマイカ・モンローちゃん。
髪の色と同化する位に肌が色白で、そこに目が行ってしまうのは私が色白フェチだからか。
そしてウエイトレス姿に萌えちゃったのは私が制服フェチだからだろう(笑)。

評価:★★★
15/06/03DVD鑑賞(新作)
にほんブログ村 映画ブログ 映画DVD・ビデオ鑑賞へバナーポチお願いします
にほんブログ村
レンタル開始日:2015-06-02
メーカー:ハピネット

オフィシャル・サイト(日本語)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする