MONKEY MAN
2024年
アメリカ/カナダ/シンガポール/インド
121分
アクション/サスペンス/犯罪
R15+
劇場公開(2024/08/23)
監督:
デヴ・パテル
製作:
ジョーダン・ピール
デヴ・パテル
原案:
デヴ・パテル
脚本:
デヴ・パテル
出演:
デヴ・パテル・・・キッド(モンキーマン)
シャールト・コプリー・・・タイガー
ソビタ・ドゥリパラ・・・シータ
ピトバッシュ・・・アルフォンソ
ヴィピン・シャルマ・・・アルファ
<ストーリー>
母を殺されたキッドは、夜な夜な開催される闇のファイトクラブで猿のマスクを被り、〈モンキーマン〉を名乗る“殴られ屋”として生計を立てていた。人生のどん底で、過去のトラウマと戦い、苦しみながら生きてきた彼は、ある日自分から全てを奪ったヤツらのアジトに潜入する方法を見つける。復讐を誓った彼の目的はただ一つ…「ヤツらを殺す」。人生をかけた壮絶な復讐劇が幕を開ける。
神が殺らねば俺が殺る
―感想―
これ完全にインド版『ジョンウィック』だよな。
明らかに監督はあれを意識し、、、おや?この監督、主演もしてるやん。
主演の他にも製作・原案・脚本までも。
なんだデヴ・パテルの自己満映画かい。
ん-まあ終盤30分間は『ジョンウィック』風のバトルアクションにはなっていて面白かったわ。
只、そこに行き着くまでの過程やね。
頻繁に幼少時代の回想シーン挟み過ぎ。
隙あれば挟んでいる、みたいな。
その度に話が止まるし、その分尺が長くなっている。
太鼓の音頭で強くなるてのも意味不明過ぎ。
その強くなるまでが、こいつ「復讐!復讐!」みたいな顔つきしているけど、からっきし弱いので、そんなんで本当に復讐出来るんかいなて不安になる程。
が、重傷を負った際に助けられた施設で、件の太鼓が鳴り響き、主人公が徐々に勇ましくなっていくてのを、それなりの時間を使って描写させていて、いざ出陣!とクライマックスに向けて敵のアジトに乗り込んだら、おーマジで強くなってるやんけ、とあんな短期間でここまで変わるものなのかという驚きよりも疑問の方が沸いたんだけども(笑)。
手懐けた犬や、ごたごたに巻き込まれた同僚のおっさん、これらはほったらかしにされたまま映画は終わる。
そもそも終わり方自体が主人公どうなったんや?て思いっきり観客に丸投げした形なんだけどね。
正直、見せ場となる終盤に入るまでがくっそ退屈なのもあって、1回寝落ちしちゃった位なんだが、見せ場はそれなりの見せ場になっていた所は評価してあげたい。
あとインド人の額になんか丸いのが付いてるやん?それを隠喩したかったのか、ラスボスの額に指輪をぶっ刺して殺すのは良かった。
只、個人的には、本編とは別にボーナスとして収録されいるボツとなった別オープニング、別エンディングの方が好きなんだけどなあ。
評価:★★★
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