JAILBREAK
2017年
カンボジア
91分
アクション
劇場未公開
監督:
ジミー・ヘンダーソン
脚本:
ジミー・ヘンダーソン
出演:
ジャン=ポール・リー
ダラ・アワー
タロス・サム
サヴィン・フィリップ
セリーヌ・トラン
<ストーリー>
最狂の囚人たちが収容されている刑務所に、組織を裏切った男・プレイボーイが移送された。組織の秘密が漏れることを恐れたボスのマダムは、囚人たちにプレイボーイの殺害を依頼する。
―感想―
だめだこりゃ。
どいつもこいつも演技力が酷すぎる。
素人の寄せ集めかよ。
吹き替えを収録してくれたのは嬉しいが、その声優でさえも下手寄り、よって合わせ技1本ですわ、観てられねえ聞いてられねえ。
まあこの作品は刑務所内で起きた囚人達による暴動を、武術の達人で固めた警官が制圧させるのがメインではあるから、通常シーンの演技のマズさはある程度目を瞑ってあげた方がいいのかもしれない。
警官個々がそれぞれの得意とするアクションスキルを持っている為、その辺の闘いの中でカッコ良く見せようとする努力は感じる。
只活気はあっても殺気がないんだよなあ。
なんか一人一人の対峙が中途半端。
食人鬼との対決なんて演出次第では幾らでも面白くなりそうなのに、麻酔の注射器数本ぶっ刺し眠らせて終わりだもの、拍子抜けだわ。
その代わりと言っちゃなんだが、黒人とのバトル、これだけは唯一良かった。
警官の仲間の一人が囚人にボコボコにされ「何か最後に言いたい事はないか?」と聞かれ「タバコをくれ」までは分る。
てっきり吸い終わった後に殺されたんだろうなて思うやん?
ところがどっこいで、随分時間が経ってから、というか暴動が収束しかけた所で、まだタバコ吹かしながら両手に機関銃持ってフラフラと仲間の前に現れるのよ。
あの状況で良く生きてられたな、つか何で殺されなかったんだ?という疑問しかない。
殺害命令の対象となったプレイボーイも結局殺されず、何故か姐御のネイル塗係になっていた。
てなわけで、大佐が部下引き連れて来るのは遅いわ、まだまだやったるぜ!てな感じでエンディング突入するわで、ストーリーの中のおふざけさと、いい加減さが目立ちすぎる作品でした。
評価:★★☆
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