銀幕大帝α

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ディスコード/ジ・アフター

2015年06月17日 22時00分40秒 | 洋画ホラー
THE PACT II
2014年
アメリカ
96分
ホラー/サスペンス
劇場未公開



監督:
ダラス・ハラム
パトリック・ホーヴァス

製作総指揮:
ニコラス・マッカーシー
出演:
カミーラ・ラディントン
スコット・マイケル・フォスター
マーク・スティガー
エイミー・ピエッツ
ニッキー・ミショー
パトリック・フィスクラー
ケイティ・ロッツ




<ストーリー>
殺人現場の清掃人として働くジューンは、ある日FBI捜査官・バラードから連続殺人鬼の標的になっていると告げられる。やがて、ジューンの周囲で猟奇殺人が頻発し、同時に謎の怪奇現象が彼女の身に降り掛かる。



-感想-

彼氏はう~らぎる~♪へい平凡~♪へい平凡~♪
凡作ぅ~~~~♪

つまんね。
監督変わってるやん。
交代したらレベルが下がる、その言葉まんまの続編だね。

色んな人物登場させて一見ややこしく見せようとしているけれども、オチを観れば普通の殺人鬼ホラー。
前作みたく展開に捻りがある訳でもなく、ふ~ん、あっそ、で観終える程度の内容。
今回のDVDには前作が丸ごと収録されていたので、続けて観る事が出来たけれども、続けて観た事で出来の良し悪しがはっきりと分かるてのは良い事なんだか悪い事なんだか(笑)。

一応霊たちも現れるけれども、前作みたく特に重要な存在でもなく、取りあえず出してみました的などっちかつぅとどうでもいい放り込み様。

1作目のヒロイン・アニーと女性霊媒師の再登場は嬉しかったけれども、別段話的に出ても出なくてもどっちでも良い様な存在(扱い)だったし、それら含めて全体的になんだかなぁという感じ。

鏡や暗闇を使ったビックリ演出はある程度に怖さを持って観れるかもしれないが、演出としては在り来たりなもので新鮮味はなし。

“模倣犯”が今回の重要ポイントになっているが、大概の人はこれ読めるっしょ。
そこに辿り着くまでがまたまどろっこしくて苛々してくるんですわ。

エンディング前の霊媒師女の台詞。
「これからまた始まる」
終わりの始まりですか。
まるで『呪怨』ですね。
作品が売れたら3作目も作っちゃうよ、そんな浅はかな考えが見え見えなんですけど。
流石に今回のは世間的な評価は厳しいっしょ。

もうこうなりゃ霊媒師の女を主役にしちゃおう。
うん、それがいい。
それなら観たいかな。

アニーさん、前作よりも美人になっていたけれども、体のむっちむちさが堪らんかった。
なのに殺してしまう監督はバカなのか?

評価:★★
15/06/17DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2015-06-03
メーカー:クロックワークス

関連作:
『ディスコード -DISCORD-(2012)』(第1作)
『ディスコード -DISCORD-(2012)』(2回目の感想)
『ディスコード/ジ・アフター(2014)』(第2作)

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ディスコード -DISCORD-(2回目)

2015年06月16日 21時22分35秒 | 洋画ホラー
THE PACT
2012年
アメリカ
89分
ホラー
劇場未公開




監督:
ニコラス・マッカーシー
脚本:
ニコラス・マッカーシー
出演:
ケイティ・ロッツ
キャスリーン・ローズ・パーキンス
ヘイリー・ハドソン
サム・ボール
マーク・スティガー
アグネス・ブルックナー
キャスパー・ヴァン・ディーン




<ストーリー>
異常なまでに神経質な母の下で育ったアニーは、ひとり立ちできる年齢になると静かに家を飛び出した。数年後、アニーは突然の母の死を機に再び故郷の土を踏むことに…。



-感想-

新作で続編となる『ディスコード/ジ・アフター』のDVDにこの1作目が丸ごと1本特典として収録されていたので再見。

初見の時の記事はこちらへ。

1度観ているので、内容も展開も分かってたけれども(自分でも珍しく覚えてた)、それでも飽きなくダレる事無く最後まで目を携帯とかに逸らさず鑑賞出来たのは、やっぱり話そのものが良く出来ていたからやと思う。
霊的なものが後半突如殺人鬼ものへと変わる辺りも監督の普通のホラーだけにはしたくない、そんな捻り出したアイデアを上手く活用しようとした結果が見事に成功しているのは目に見えてくるので、在り来たりな霊ホラーに慣れちゃっている人には斬新に感じる形にはなっている。

ビックリ的な描写も演出が上手く、程好い驚きが持てるのもマル。
家族の秘密が明らかになる事で例の後半への布石となり繋がりを持たせている辺りも観る側に多大な恐怖を与えてくれるってのも良い。

前回記事よりも評価を高めにしたのは、2度目でも十分怖さを味合わせて貰ったので、作品の出来の良さに賞賛の意味を込めて。

にしても知らなかった事とは云え、ずっとあんな半裸のおっさんに私生活を覗き見されてたと思うとゾッとしますわな。
協力した刑事も然程活躍する事も無く殺されちゃうのは御愁傷様。
コックリさん始めた際の最初の霊による物の移動に主人公が驚きすぎて飛び上がる演技が最高。
初見した時にも思ったんだが、青白い顔した若い霊媒師の姉ちゃんが好い雰囲気出していて好きだなぁ。

評価:★★★☆
15/06/16DVD鑑賞(旧作)
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レンタル開始日:2012-12-05
メーカー:クロックワークス

関連作:
『ディスコード -DISCORD-(2012)』(第1作※1回目の感想)
『ディスコード/ジ・アフター(2014)』(第2作)

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その怪物

2015年06月15日 23時28分36秒 | 韓国サスペンス
MONSTER
2014年
韓国
113分
サスペンス
劇場公開(2015/02/10)



監督:
ファン・イノ
出演:
イ・ミンギ
キム・ゴウン
キム・レハ
キム・ブソン




<ストーリー>
露店商売をしながらたったひとりの妹と生きてきたポクスンは、ある日殺人鬼・テスに妹を殺害される。復讐を誓った彼女は、刃物を手にテスを付け狙い始めるが…。

-感想-

ポクスンはちょっと頭の弱い娘なのかな??(笑)
殺人鬼に追い掛けられているのに、のんびりし過ぎでしょ。
留守中のテスの家に押し入った時も妙にゆっくり行動してるし。
危機的状況をまるで把握してないかの様で、本気で知的障害かと思ってしもた。
まだ幼いナリの方がしっかりしてるよ。
ただ何度もテスに捕まるナリを「奪い返さなきゃ!」ていう想いだけは人一倍に強いポクスン。
そんなどこか行動に危なっかしさを覚えるポクスンを演じたキム・ゴウンは新人女優みたい。
普段は妹を養う為に元気一杯に露天商を営んでいるポクスンだが、その妹がテスに殺され、家に駆け込んできた同じく姉を殺された妹のナリを守りつつ、テスに対して復讐する事だけを考え、彼の姿を探す。

ポクスンとナリの2人は赤の他人だけれども、同じ境遇に立たされた事で一緒に動き回る様になりその内に他人の枠を超えて本当の姉妹みたいになっていく。
これが大きなポイント。
後半、連れ去れてしまったナリの居場所まで悲嘆に暮れながらもタクシーを使って移動し、ようやくその場所に着くも、ポクスンの目に飛び込んできたのは、テスによって首を絞められているナリのぐったりとした姿。
ここでの彼女の強気の性格を改めて思い知らされる爆発した怒りをもってのテスの懐へと包丁1本で飛び込む姿が秀逸で、何度反撃を食らおうとも決して諦めもせず、最後は狂気の顔と腹の底から絞り出したかのような叫び声でテスの首を妹にやられたようにやり返し絞め殺していく、その過程にポクスンの全身から溢れ出す怒りを超えた悲しみにも近い感情が大きく感じられて私の心も揺さぶられてしまった。

演技の上手さとなると、テスを演じたイ・ミンギも同様。
冷酷非道なその鬼畜っぷりが恐ろしく、どれだけ深手の傷を頭や腹に負おうとも血まみれのまま起き上がり、相手を消し去ろうとするそのサイボーグ並のタフさと冷徹な表情に慄かされてしまう。
イ・ミンギと聞くと陽気な若者の役が多かったのだが、こういった悪魔の様な殺人鬼も演じられるんだと、また違う役者としての一面が観れて演技力の幅を広げてきた事に目を細めさせられた。

事の発端となった男が、ラスト携帯を手にして、何事も無かったかのように去ってしまうシーンは、何処と無くブラックな雰囲気が出ていて好き。
本来ならコイツを一番に懲らしめなくちゃいけないのにな。

韓国映画らしいバイオレンス色も強めた作品だが、観る人によっては胸糞に感じてしまうかもしれない。
何故なら、ナリのような幼い少女にも手を出すし、女性でも容赦無い暴力を浴びせるから。
現に私も、流石にそれはやり過ぎだろって思う箇所に何度も遭遇してしまったが、イ・ミンギとキム・ゴウンの素晴らしい演技力と、悪の根源を絶たずにスルーしたまま終わってしまうそのブラックな結末に好感が持てたので、決して女子供に対しての暴力には気分良くは出来ないが、作品としては面白く観れたので、少し甘めの評価をしておきました。

今作の可愛い女優図鑑

ポクスンの妹でテスに首を絞められ焼き殺され、壷にされてしまうウンジョン。
可愛くない姉と違って妹はとても可愛らしくしかも秀才。

今作の放っておけない子役図鑑

姉をテスの手により殺される妹のナリちゃん。
正直そんなに可愛い顔ではないです。
けども、この娘、とっても泣き顔がイイんです。


何度も色んな人物に対して泣き顔を見せるのですが、もうね、その顔観てたらギュッと抱きしめたくなる愛くるしさがあるんですよ。
私でもナリちゃんの泣き顔を正面から受け止めちゃったら、もう絶対にどんな事が起きようとも必ず守り通してやるって思っちゃうだろうね。

評価:★★★☆
15/06/15DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2015-06-03
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エクソダス:神と王

2015年06月14日 00時48分56秒 | 洋画アクション
EXODUS: GODS AND KINGS
2014年
アメリカ
150分
アクション/歴史劇
劇場公開(2015/01/30)



監督:
リドリー・スコット
『悪の法則』
製作:
リドリー・スコット
出演:
クリスチャン・ベイルモーゼ
ジョエル・エドガートンラムセス
ジョン・タートゥーロセティ王
アーロン・ポールヨシュア
ベン・メンデルソーンヘゲップ
シガーニー・ウィーヴァートゥーヤ
ベン・キングズレーヌン
マリア・バルベルデツィポラ
ヒアム・アッバスビティア
インディラ・ヴァルマミリアム
ゴルシフテ・ファラハニネフェルタリ
アンドリュー・ターベットアロン
ケヴォルク・マリキャンエトロ



<ストーリー>
紀元前1300年、古代エジプトの王家で養子として育てられたモーゼが、王・ラムセスに反旗を翻す。

戦う者だけに、
「奇跡」は訪れる。


-感想-

海が割れ・・・ないのかな?
こうドーンと真っ二つに海が、てのが頭にあったんだけど引き潮になってましたね。
民が渡り終えた直後に津波がバッサ~ときて、モーゼとラムセスが飲まれてアバババッ。
神のお導きを受けたモーゼが生きてるのは分かるにしても、ラムセスまでもが生き残っているのは単なる運の良さでしょうか。
死んどけよ。
空気読めない奴だな。

この海のスペクタルシーン含めた10の奇跡が起きる中盤以降の1時間は色々と見応えがあって、それら映像はとても好きでした。
そこに入るまでの中盤以前はあんまり記憶に残ってませんや(笑)。

シガーニー・ウィーヴァー!?
出てました?
全然気付かんかった。
どれだけホケェとした顔で観てたのかが丸分かりですやん^^;

エンドロール直前にテロップで出たけど、そっかぁ、この作品は弟のトニー・スコットに捧げたのか。
鑑賞者の観方を変える意味では最初に出した方が良かったような気もするけども、改めてトニー・スコット監督はもうこの世に存在しないというのを思い知らされてちょっぴり切なくなりました。

神ねぇ。
居るのかなぁ。
私にも神が居るのなら、今の人生に何かしら奇跡を!!
ま、仮に居たとしても日々ぐうたらに過ごしている私なんかに神様は微笑んでくれませんわなワッハッハ...orz

今作の美女図鑑

モーゼの妻ツィポラを演じたマリア・バルベルデさん。
滅茶苦茶美人です!

一目でその美貌に心奪われました。
あんまし出番は多くないですけど綺麗な女優さんという印象は強く残りましたね~。
えー吹き替えは杏ちゃんでっす。
モーゼとの出会いの時(9年前)の声はへったくそやったのに、9年後には急に上手くなってたけど、声優一緒だよね?

評価:★★★☆
15/06/13DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2015-06-03
メーカー:20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン

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ミュータント・タートルズ

2015年06月12日 23時00分38秒 | 洋画アクション
TEENAGE MUTANT NINJA TURTLES
2014年
アメリカ
101分
アクション/アドベンチャー/ヒーロー
劇場公開(2015/02/07)




監督:
ジョナサン・リーベスマン
『タイタンの逆襲』
製作:
マイケル・ベイ
出演:
ミーガン・フォックスエイプリル・オニール
ウィル・アーネットヴァーン
ウィリアム・フィクトナーエリック・サックス
ウーピー・ゴールドバーグトンプソン
ノエル・フィッシャーミケランジェロ
ジェレミー・ハワードドナテロ
アラン・リッチソンラファエル
ピート・プロゼックレオナルド
ダニー・ウッドバーンスプリンター
トオル・マサムネシュレッダー
声の出演:
ジョニー・ノックスヴィルレオナルド
トニー・シャルーブスプリンター



<ストーリー>
シュレッダー率いる悪の組織・フット軍団の脅威からニューヨークの街を守るため、忍者の技を駆使する4人のカメ・タートルズたちが奮闘する。

背負っているのは、
人類の未来。


-感想-

日本語吹き替え、また芸人使用か。
もうほんま、ええ加減にせぇよ。

うーんなんでしょう、この微妙な楽しさ加減は。
シンプル過ぎるストーリーも時には考え物だな。

亀たちはパフォーマンス・キャプチャーを用いてCG化させたものらしいけど、見た目かなり着ぐるみっぽいのが却って良い具合の愛着さを生み出しておりやした。

雪崩と一緒に車諸共に滑り落ちながらのアクションシーンや、終盤の鉄塔落下シーン(ここ遊園地のアトラクションみたい)は、流石の破壊王マイケル・ベイらしい派手さ。
まぁ派手なだけでそう大して印象に残る程のものって事でも無いんだけどね。
観ているその瞬間だけは夢中になれるかな、と。

幼少期に失敗を繰り返していた“バケツ落とし”の技がシュレッダー相手に成功して勝利を手中に収めるてのは、本番での発揮力がいかに凄いかを亀たちが身をもって実行させていて、この辺の演出は良い感じ。

後はー。
ヒロインにミーガン嬢起用はグッド。
勇敢さと可愛らしさが交じり合うヒロインにミーガン嬢を抜擢したのは今作の大きな成功と言えるでしょう。

続編の公開が来年6月に全米で控えているみたいですけど、今回で亀たちの紹介は終えたので、続編では本作以上に内容の詰まったアクション映画が出来るはず。
過去の経緯に時間を費やした本作はぶっちゃけ「始まり」に過ぎないので、続編の方に期待を高めておこうっと。

顔からして悪役面なウィリアム・フィクトナーはどうせコイツが何か悪巧みを企んでいるだろうって端から信用性がゼロなのは仕方なし。
え?ちゃうの?ほんまはエエ人やったの?てな驚きが、こういう(顔だけで善か悪か判断され易い)役者にもたまには欲しい所ではあるわな。
ウーピー・ゴールドバーグは変わらずの陽気なウーピー・ゴールドバーグでしたが、随分と老けたなぁ。

評価:★★★
15/06/12DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2015-06-10
メーカー:パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン

オフィシャル・サイト(日本語)

関連作:
『ミュータント・タートルズ(2014)』(第1作)
『ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影<シャドウズ>(2016)』(第2作)
コメント (2)
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