落ち込んだ時に眺める名画の紹介です。
オランダの画家、ウィレム・クラースゾーン・ヘーダ(1593年?~1682年?)はオランダの画家で、豪華な食事の並んだ食卓を描く静物画「バンケッチェ(晩餐図)」で知られており、精緻な質感の描写など高度な写実性で知られる。生涯については、1631年に出生地ハールレムのサンルカ画家組合に入会(後に組合の会長)したこと以外は殆ど知られていない。肖像画や宗教画も描いたとされているが自分ではネット上に見つけられないでいる。
紹介する中の「ヴァニタス」について。ヴァニタスとはラテン語で「空虚」「むなしさ」を意味する言葉で、人生の無意味さや虚栄の儚さなどと深く結びついた概念とされ、16世紀から17世紀にかけてのフランドルやネーデルラントなどヨーロッパ北部で特に多く描かれたが、現代に至るまでの西洋の美術にも大きな影響を与えていると解説されている。絵画の上では「寓意的な静物画のジャンル」として確立し、豊かさなどを意味するさまざまな静物の中に人間の死を隠喩する頭蓋骨、時計、パイプ、腐ってゆく果物などを描きこんで、観る者に虚栄の儚さを想起させる意図を持つとされている。
ウクライナ事変・・・恵まれた感あるスターの死去・・・暗い世相に安らぎを。
蟹のある朝食(エルミタージュ美術館) 貝型食器のある静物(不明)
レーマーグラスと時計のある静物(不明) レーマーグラス(デトロイト美術館)
ヴァニタス(不明)
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