アメージング アマデウス

天才少年ウルフィは成長するにつれ、加速度的に能力を開発させて行きました。死後もなお驚異の進化は続いています。

記憶の旅。(ホームレスの達人改題)

2018-04-02 17:21:30 | 物語
記憶の旅
いざ行かん、記憶の旅へ、我に続け

 一 記憶
 人の記憶というのは厄介で、誠にあやふやな物だ。
 人の記憶は良くて八十パーセント、悪ければ六十パーセントを割ってしまう。その欠けた記憶は、幻想だったり妄想だったり、何らかの経験(読んだ小説、映画やドラマ、誰かから聞いた話)だったりする。
 デジャブを知っていますか? あなたを含めて大抵の人は経験が有るはずです。
 初めて行った場所で、前に来たことが有ると思い込む。すると、その時刻その場所での記憶がフラッシュバックする。残念ながら単なる勘違いだ。

 僕の名前はG・CENTER、確かにそう呼ばれていたし、名付けられていた。ちゅうおうがセンターなのかミドルなのかは覚えていないし、漢字の綴りも分からない。だからこの先はGとして話を続けたい。
 GOROU
 2018年3月17日


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