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GWの夜空に…そして、八回忌

2016-05-02 | 諸行無常…let it be




あれから、もう、7年の歳月が流れました。

今日、5月2日は、忌野清志郎の八回忌です。

2009年5月9日正午
青山ロックンロールショー‼︎




その翌日10日が、群馬県安中市での、遠足侍マラソン大会でした。

この大会は、僕の、マラソン出場引退記念大会でもありました。^_^;

ですが、僕は、どうにも気持ちが収まらず、店で始発を待って、そのまま、青山葬儀場へ向かいました。

この日、八時間以上も、汗ばむ陽気の中で立ちっぱなしだったことは後でわかりました。

そんなことなど、すっかり忘れていました。

泣きはらした目を、閉じては開けて、また、キヨシローを絶叫して、隣の見知らぬあんちゃんと、抱きあって号泣しました。

それを、何度も繰り返しました。




周りも、みんな、そんな感じでした。

式をすませ、出てきた、大竹しのぶが、外で待つ、ファンの前に現れました。
それが、ちょうど僕の目の前でした。

彼女が泣きながら、突然、大声で絶叫しました。

"愛し合ってるか~い"

もうみんなダメです。

そこにいる全員が、総泣き崩れ、してしまいました。(~_~;)

これがまた、そのことを、午後のニュースが、どこも、大きく流してたそうです。

今もそれがYouTubeなどには、残っているから、年に一度は、それを見て、自分の泣き顔見ながら、思い出し泣きをします。(^.^)

それが、僕のキヨシロー命日祭です。





青山葬儀場から、その足で、僕は高崎へ向かいました。

車の窓から、どこまでも続く、ファンの長い列を、ただ眺めていました。

なぜか、そんな景色は、ゆっくり映るんです。


だから、その景色を今もスローモーションでしか思い出せないのです。

泣きながら青山へ向かう人、ただ黙々と心に何かを秘めたような表情で青山をめざす人、大声でキヨシローを大合唱しながら青山を目指す若い集団。

その景色に見とれながら、ふと思ったことがありました。

もしかしたら、キリストの最後の光景とは、こんな風景だったのではと…。




その後も、居ても立っても居られなくなったファンが、続々と青山を目指して、深夜まで、長い列が、延々と続いたようでした。

その模様を、その夜のニュースで、各局が、やっていました。

翌日のマラソン大会は、当然のごとく散々でした。

爆睡したはずなのですが…(^_^;)

このマラソン大会は、キヨシロー追悼のつもりが、20kmで断念(~_~;)。

この大会は、仮装して走る30km大会です。
最後の10kmは、急な山道を登ります。
ゴールは、軽井沢の頂上です。


みんな、仮装して、完走するんだから、凄い大会ですよ。
僕は、これが2度目の出場でした。





翌年、2度目の東京マラソンも、完走はしましたが、
僕の中での、モチベーションが違ってました。

僕の中では、この、群馬の侍マラソンが、僕のマラソン引退式だったのでした。

この大会は、追悼キヨシロー & 母の故郷へ錦を飾る‼︎
それがテーマでしたが…

母の生まれ故郷が桐生市で、その母の命日が5月28日だったからです。

カッコつけたかったのですが、人生そう、何もかもドラマチックには、いかんものですねぇ~(^_^;)


今年も、この日曜日あたり、安政遠足侍マラソン大会のはずです。