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凡人のすすめ‼︎

2016-05-06 | 諸行無常…let it be




9月にエルビス コステロが、来日します。

楽しみ ~!




子供のころから、何をやっても三日坊主で、それをいつも、親から叱られてました。

そんな僕が、15才あたりから、全く、同じ思考を繰り返しているんです。

それが、僕の音楽です。

ロックとか、ジャズとか、クラシックとか、僕には、ジャンルなど、どうでもよくて、僕を感動させてしまった、メロディや、アーティストが、全てなのでした。

だから僕は、音楽と言う、言い方をします。

飲み屋稼業に、どんなに気を取られていようとも、毎日、新しいメロディが、頭の中を横切ります。

一旦横切ったメロディは、もう、戻っては、きません。

後で思い出そうにも、どうしても思い出せません。

録音してなかったことを、今でも、本気で悔いてしまうことが、よくあります。

どれほど多くの名曲を、僕は闇に葬ったことでしょう。



先日亡くなったプリンスの、未発表曲が山盛り見つかったそうです。

ポールマッカートニーなんて、どんくらい未発表作品があることでしょう。

そんなの、オイラだって、同じだゼェ~‼︎


世界中には、僕と同じ、"帯に短し襷に長し…それでも心は、いつもスーパースター"
そんなお茶の間の天才は、10億人以上は、いるはずです。

どんなに、おじちゃん、おばちゃんに、なっていくことに身を任せても、それだけは、譲れません。

音楽も芝居も、1度人前で演ったら、もう、やめられません。

そんな、魔力を持っているようです。

僕は、芝居は経験ありませんが、聞けば、芝居は、音楽以上に、舞台中毒に、なるようです。




結論です。

たかが1度の人生。

大好きなことを見つけたならば、死ぬ気で思いっきりやって、あゝ限界‼︎

それを悟れるまで、大好きなことをやるべきだ。

よくある、月並みなセリフかもしれません。

ですが、それは、僕の年齢が、そう言わせるのか、今は、それだけが、この世の、究極の真実のような気がしています。

凡人の何が悪い⁈



数日前、とても、感慨深い話を聞きました。

ある一匹のチンパンジーの話です。

小林君から聞いた話なので、信じる信じないは、皆様のご判断に、お任せします。

(^-^)

但し、小林君は、背格好がチンパンジーそっくりです。
もしかしたら、彼の先祖の逸話として、小林家に代々伝わる家訓かもしれません。



ある チンパンジーを研究する学者が、とあるチンパンジーの群れを観察していると、毎日、決まった時間に群れから離れる、一匹のチンパンジーがいたそうです。

野生の世界では、群れから離れるとは、死をも意味するほど、最も危険な行為なのだそうです。

そこまでして、そのチンパンジーは、いったい、どこへ行くのだろうと、その学者は、追跡してみると、なんと、そのチンパンジーの目的は、夕日を見るためだったそうです。

夕日を眺める。

明らかに、脳に客観性を備えたチンパンジーです。

一般的チンパンジーの領域を超えた、天才チンパンジーです。

驚きと感動と、そして、sympathyのような感情が湧きました。

どんな生き物にも、必ず、その種の中に、天才は存在することの証です。

その天才が、やがて、その種の全体を底上げしていきます。

それを、進化と呼ぶのでしょう。



人類は、直立歩行するようになり、体が脳を支えるようになったことで、脳が発達したのだそうです。

では、人類は、どの段階で、客観性が、芽生えてきたのでしょう。

客観性を備えた時、人類は、人になり、天才、秀才、おバカを、見極めるようになったのかもしれません。

親から、ことあるごとに、"有名人なんてのは、百万人に一人なんだよ‼︎
お前はバカなんだから、親の言うことよく聞いて、真面目に勉強して、ちゃんとした仕事につくんだよ‼︎"

たいがいは、親の洗脳で、途中で、いろんなことを諦めていくものです。

だけど、これだけは、譲れネェ~

誰に何と言われようと、このギターだけは、死んでも手放すもんか‼︎

わかっちゃいるけど、おっかさん!オイラこれだけは、やめられネェ~!

これぞ、自我の目覚めであり、成長です。

"この世の真理"です。


とどのつまりが、たいていの人は、どんなに頑張っても、どんなに努力しても、腹八分目が精一杯!

凡人に、腹九分目は、絶対にムリです。

足るを知るも同様、知っても知らなくても、持って生まれたもの以上の自分は、超えられないから、足る、までしか容量はありません。


よく、いろんな場で、人生腹八分だとか、足るを知る…などと、謙虚に生きるや、分相応の生き方の、例えをしますが、ありゃ嘘です。

僕に言わせれば、ただの詭弁です。

その裏には、"どんなに努力したところで、あんたにゃ、どうせムリなんだから、もう、その辺にしときなさいよ、体を壊すだけだよ!"

そんな、本音が隠されています。

これこそ、あんたは凡人、超えられるのは天才だけなんだからを、強調してるようなものです。





実際に、ある程度生きてくると、ほとんどの人が、実は、自分に与えられた領域をそれ以上は、誰も超えられてはいない、そのことに気づくようになります。

それが、凡人と言うものの定めです。

それを悟った時に、平凡に生きることの、大切さと、喜びを感じるわけです。


結論からすると、凡人は、腹八分目、足るを知る、それ以上は、ムリだと言うことです。

そして、凡人の中に、天才は、確かに存在します。

しかし、天才か否かは、自分が、自分のリミットまで、TRYすることでしか、確かめようもありません。

八分目までは、誰でも到達できるのだから…

腹八分目を超えられる人、足ることの容量が、80%以上ある人が、天才の領域なのだと思います。

安心して、挑戦することです。

煩悩の限りを尽くすことです。

後は、才能が判断してくれます。

すると、自ずと、自分の役割がわかってくるはずです。

心配などせずに、思った通りの生き方を、精一杯やりゃ良いのです。

それが、僕の凡人理論です。

(^ ^)