Since1994 "ROCK BAR" GLASSONION 高田馬場

GLASSONION⭐️LINE ⭐️Facebook⭐️Instagramをもご覧ください❣️🙇‍♂️

ジョンへの伝言

2013-10-14 | 諸行無常…let it be
10月9日は、ジョンの誕生日。
生きていれば、73歳のはずだ。
こんな時代をジョンならば、どう表現したことだろう。



金木犀のある歩道を歩き、僕はGLASSONIONへと向かう。

この甘い香りに誘われて、毎年、僕は秋の訪れを確かめる。

まだまだ僕の人生、多くの人と出会いたいと願っている。
それは同時に、いろんな人生との出会い、でもある。

目に映る景色とは、碁盤目状に分割された、その断片の集合体のようなものだ。
昨日と全く同じような1日も、実は、小さな偶然が、その景色の断片として、毎日差し替えられているのだ。

同じ1日など、誰にもありえない。

若い頃なら、全くどうでも^^;いいことも、どうやら重ねる月日が、時間に厚みを持たせるようになるようだ。

どうでもよかったことが、今は、魅力的に思えるようになった。

長年飲み屋をやっていると、時に、寺の住職でもやってるような、ひん曲がった目線になることがある。

そのひん曲がった目線は、時に痛みを伴う自分への問い詰めになることもある。
人様の徒然なる日常を生き様とよぶのなら、人の生き様は、あまりに奥が深すぎて、僕などには、覗き目することくらいしかできないことを、しばしば思い知らされる。


GLASSONIONは、^j^!"'店主が変わり者ゆえ、毎日が、"徹子の部屋"や、“さんまのまんま'"みたいなもんだと、よく笑われる^^;

自分も、お客さんも、そう思いながら、それを面白がってる^ ^、その楽しさが…、しいて言うならば、GLASSONIONの魅力なのかもしれない^^;。
…と最近は思うようになった。

どんな人にも、与えられた時間は平等でも、味気なく過ぎていく1日もあれば、かけがえのない1日もある。

創業から二十数年経過した今もなお、お客さんとは、そんなところを共有したがっている店主がいる。

僕にとっての飲み屋稼業は、コンプレックスとプライドとが、いつも背中合わせの、禅問答をしている。
修行僧のそれと、全く同じだ。

たとえ、とある今日という1日が、どんなに味気なく過ぎた1日でも、わざわざ訪れてくれたお客さんに、今日という日の結びに、どれだけ付加価値をつけてあげられるのか。
それが、店主とお客さんとの、勝負所であり、唯一の、お・も・て・な・し…^^;だと思っている。

他人や世間の、弱味や弱点を粗探しすることで、自分と今日との、つじつま合わせをさせるのが、お茶の間のテレビの役割ならば、増えるばかりの心にこびり付く藤壺を、ものの見事に、綺麗にこさぎ落とすのが、必殺心の清掃人、GLASSONION店主^^;である。

心の掃除屋GLASSONION。

とりあえず、そう信じて、夜な夜な、そして、今宵もがんばっております。^_^

それが、僕からジョンへの23回目のロックンロールなのだ。

最新の画像もっと見る

post a comment