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生きること:過去と未来とエスペラントと

7月26日(土):ブエノスアイレス空港、そして出迎え人

2014-08-07 06:52:32 | アルゼンチン(エスペラント)
 ほぼ定時7時に飛行機は着陸しました。入国管理局に向かう人の波人波。どこからこれほどの人が集まってくるのでしょう。入国に際してドイツ人トーマスが心配になったらしく付き添い代わりに質問に答えてくれました。日本ではこんな付き添い許されないですけれど。妻のマリアに言わせると入国する際の審査は日本が一番厳しいという事でした。

 9時くらいに無事入国。出迎え人にもすぐに会えました。ところが後3人来るので少し待って欲しいとのことでしばらく待つことにしました。やってくるのは二人は私と同じ飛行機、もう一人はパンアメリカンの飛行機です。30分ばかりするとパンアメリカで来た人も出てきました。空気が乾燥しているので喉がカラカラですが現地のお金を持っていません。パンアメリカンできた友人が両替するというのでずうずうしと思ったのですが、出迎え人が当てにないそうもないので同行させてもらいました。友人と同じ飛行機できたフランス人はリールの代表と言う事で少しおしゃべり。あっという間に一時間が過ぎました。幾度か大会で出会った男性がタクシーを呼んだから席もあるし、待つのを止めて一緒に行こうと言いてくれました。あれほど沢山いた群衆もすっかり減り、多くの出迎え人たちが姿を召す中、懸命にプラカードを掲げているこの初老の男性は私が消えた時どう対処するのだろうと興味を持ちました。
 何度もまだ行かないかと言うともう少しと言って動かない彼は、送迎を委託した者が来なくともそれに見合う報酬を置け取るのでしょうか。私が何度も出発を催促し,彼は何度も責任者に電話しているようでしたが、返事はいつももう少し。2時間過ぎても事態は動かないのです。とうとうしびれを切らして私は責任者に電話して!私が話すというと彼は電話をかけて私に受話器を渡しました。
 いつホテルに行けますかと尋ねるともうすこし待ってください。冗談じゃない。私はここに2時間以上立っているのよ。もう少しとはいつまで?もう誰も出てこないのよ!私だけでもホテルに連れて行って!私は声を荒げました。電話を切ってすぐ彼がホテルに行くといって自分の車に向かいました。

 アルゼンチン人は状況を把握し、予想立てたりしない。待てと言わればいつまでも待ち続ける。ある意味では従順。大げさに言えば状況を把握し分析し見通しを立てることができないのかと言うのが私の第一印象でした。ホテルに着いたのは丁度12時。空港から5時間かけた長い旅でした。
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2 コメント

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お帰りなさい。お疲れさま。 (街中の案山子)
2014-08-08 15:05:48
それにしても、すごいエネルギーですね。エスペラントに対する熱意というか、思い入れが伝わってきます。日本は暑いですが、旅の疲れが癒えるよう、ゆっくりなさってください。
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ありがとうごじます! (glimi)
2014-08-08 17:39:48
 実を言うとのびております。昨日はエスペラントに行って来ましたが体調はまだまだです。ブログを書くのに苦労しております。(笑)
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