☆早期警戒衛星体制「ヒト・モノ・カネ」整備加速か>
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☆海域と陸域イージス現用・予備相互補完体制「ヒト・モノ・カネ」整備加速か>
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台湾有事・尖閣有事のとき、「米軍は出て来るのか」という不安も
ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(10月19日放送)に朝日新聞編集委員で元北京・ワシントン特派員の峯村健司が出演。中国が開発を進める極超音速兵器について解説した。
〇中国が極超音速兵器の実験を行う
〇迎撃をすることは事実上不可能 ~核の抑止力の概念が根底から覆る可能性も
〇台湾有事、尖閣有事のときに「米軍が出て来るのか」という不安も
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飯田)地球の周りの周回軌道にまず投入するということですが、つまり、ずっと回し続けることも可能なのですか?
峯村)理論的には可能です。人工衛星がまさにそうです。ただ、普通の衛星のように回るのであれば簡単に迎撃できるのですが、コースを変えるとなると、まったくわかりません。
飯田)中国側は否定していますし、もともと核の先制攻撃はしないということは一応言っていますけれども、そこも変わりつつあるのではないかという指摘もあります。
峯村)「意思と能力」の話で言うと、意思の部分ですね。変えようと思えば2秒で変えられるわけですので、中国の言う言葉にほとんど意味はないと言っていいでしょう。中国軍の内部でも核の先制不使用を見直す議論を進めているという話は、いろいろなところから入っています。かなり緊張が高まって来ているということです。
飯田)アメリカの核の傘の下にいる日本も、それがなくなることも考えられますよね。
峯村)日本もそうですが、台湾有事を考えても、中国の専門家がよく言うのは、「アメリカは中国の核が怖くて尖閣有事、台湾有事には絶対手を出して来ない」というのが、彼らの自信だということです。中国の核・ミサイルによるアメリカへの脅威がさらに上がって来るとなると、ますます台湾有事や尖閣有事のときに、米軍が介入するハードルが上がることを心配しています。
〇「敵基地攻撃能力」も含めて抜本的な議論をしなくてはならない
飯田)そう考えると、「どのように守って行くのだ」ということを真剣に議論しなくてはいけないということですか?
峯村)そうですね。いま議論になっている「敵基地攻撃能力」も含めて検討することです。いままでのミサイル防衛だけでは立ち行かないということを意味していますので、抜本的な議論をしなくてはならないと思います。
https://news.1242.com/article/321141?_ga=2.16483382.1843198859.1635125792-1399127889.1635031470
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