ミサイル=有事=とロケット=平時=の違い
9月16日付『毎日新聞』の夕刊には、ミサイルとロケットの違いについて、そして日本のロケット技術の水準に関して、興味深い記事が掲載されている。「文部省宇宙科学研究所」の的川泰宣教授によると、「世界のロケットは、ほとんど全てミサイル目的で開発された」という。世界初の人工衛星「スプートニク1号」を打ち上げたのは、SS6という大陸間弾道ミサイルだったし、多くの宇宙飛行士を送りだしたアメリカのジェミニ計画も、大陸間弾道ミサイルを改良したタイタン・ロケットが使用されている。
ミサイルもロケットも後部からガスを噴射して飛行する構造は基本的に同じである。違いは、ミサイルが高性能爆薬などの弾頭を装備しているのに対し、ロケットには人工衛星や観測機器が搭載されている点である。
日本はH2、M5といった2種類の高性能大型ロケットを保有している。的川氏は、「日本もやろうと思えば両方ともミサイルに転用できる」と語っており、実際にアジア諸国は、日本のH2やM5をミサイルと見なしている。
「米議会調査局」の資料などを見ると、94年に開発された日本のH2ロケットは、全長50メートル・直径4メートル・搭載能力10トンである。北朝鮮のミサイル(今回、日本政府が弾道ミサイルと主張しているテポドン1号)が、全長23メートル・直径2メートル・搭載能力1トンであることに比べると、その性能の高さがわかるだろう。日米ガイドラインに沿って“朝鮮半島の有事”に備える日本。その日本が保有するH2ロケットが、北朝鮮にとって“重大な安保上の脅威”になり得ることを、日本の政府や国民は想定した事があるだろうか。
http://www.eonet.ne.jp/~unikorea/031040/39c.html
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2020.11.6 13:05
東北大の田中英道名誉教授
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田中 英道(たなか ひでみち、1942年2月20日 -78歳。 )は、日本の美術史家。東北大学名誉教授。東京都出身。
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ら学者、有識者が6日、自民党本部で下村博文政調会長と面会し、政府による日本学術会議が推薦した会員候補6人の任命見送りを支持するとともに、学術会議の民営化など抜本的な改革を求める菅義偉首相(党総裁)宛ての提言・要請を行った。
提言では、任命見送りが学問の自由を侵害しているとの一部の批判に対し「学問に名を借りた謬見(びゅうけん)」だと指摘した。むしろ、学術会議が平成29年の声明で軍事科学研究を「絶対に行わない」とした過去の声明の継承を宣言したことを踏まえ「学問統制機関として機能している」とした。
また、「軍事という研究領域について科学的な認識を深めることは、科学技術の発展に寄与する」と主張し、国に対し軍事科学の研究を含むすべての学問領域が発展するような環境整備を求めた。
https://www.sankei.com/politics/news/201106/plt2011060013-n1.html
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