最強のジビエ
#信州サイコー
スーパーあずさで向かった長野。集合場所の岡谷駅でご一緒する皆さんとご対面。
旅好きで写真も文章もとっても素敵なブロガーのUKOARAさんと長野県出身の学生さん(2人)と。
お昼ごはんを終えて、1つ目のつくり手先"鹿肉加工"を行うハンターのご夫婦の元
南信州・中川村へ…と向かっていた車中で掛かってきた電話!!
なんとこれから伺う鹿肉工房のご主人(ハンター)から『今、鹿が罠に掛かっている!!』という
連絡でした。ご一緒した長野県出身の学生さんたちも初めて遭遇すると言うなかなか
珍しいタイミングでした。
長野県、特に今回伺った中川村では、鹿が増えすぎてしまい農林業・自然環境を破壊も深刻で
鹿は"害獣"として、猟解禁期間以外にも一定数量の捕獲が認められているのだそう。
今この瞬間、生きている動物の生死に立ち会う事に躊躇しましたが、長野に来たこの
タイミングでの出来事に、普段何気なく口にしているお肉=いのちについて知るべき事では
ないかという思いと、これから見学する"鹿肉加工"についてより深く知って感じる事が出来る
のではないかと考え、解体に立ち会わせていただきました。
※この下、鹿の解体写真があります※
村で共同使用出来る新しくて清潔なにて、数十分前まで生きていた鹿がすでに
お肉なっていました。
ご主人の無駄のない素早い手さばきであっという間…。
よくイメージされる"鹿肉=臭い・クセがある"とうのは、亡くなってから時間が経っている
からなのだとか。この短時間に、お肉を切り分け適所に保管することで臭みのない鹿肉で
加工食品をつくっています。
正直、複雑でしたが、これが現実。以前は、駆除として始末され捨てられていた鹿肉を
無駄にしないという事で始めた鹿肉加工ですが、保健所の認可が下りるまで10年近く
掛かったのだそう。生産地から遠く離れて住む私たちは、この現実を見ることなく
過ごせているだけで、私は1週間のうち牛や豚・鶏肉を食べない週は確実にナイのです
(鹿もジビエとして何度もいただいています)。害獣対策については、ニュースなどで
見てはいましたが、実際にその地に住み、生活の基盤である家や農業などで被害を受けたり
していない私たちにはどこか遠い世界の話しでしたが、その後も毎年被害を受けていると
いう畑や電気柵をそこかしこで見掛けると、共存することの難しさをヒシヒシと感じます。
その後、燻製工房もみじさんの工房へ。先ほど、解体を見せていただいたご主人と同じく
ハンターの奥さまがほとんどの工程をお二人で行っているそうです。お肉の鮮度・管理に
ついては実際自分の目で見てきたので、確実です!!
そんな鹿肉を燻製にした"ジャーキー"
"鹿肉の大和煮・味噌煮・カレー煮"
高タンパク質、低脂肪の鹿肉はあっさりしていてとても食べやすいお味。
私のオススメは、大和煮です!若い方には、カレーが人気だとか。
かなり高級ですが(1つ¥1,000)お弁当にもオススメされていました。
やっぱりおつまみかな?
加工・保存を考えると燻製や缶詰になってしまうようですが、現地長野での食べさせ方として
北海道のジンギスカンのような鹿肉の焼肉など名物にしたらヘルシーだし人気出そう♪
その後、近くの山に連れて行ってもらいました。
この日は、まだ日差しがジリジリしていた夏の空。抜ける風がとても気持ち良かったです。
つづく…
リンクあり
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#信州サイコー