クリスマス当日 サンピエトロ大聖堂に向かった
この日はローマ法王の特別ミサが 大聖堂前の広場で行われる
朝広場に着いたときは それほどでもなかったが
ミサ開始30分前ころから 続々と信者たちが集まってきた
この広場には 最大40万人もが集合できる広さを持つというが
それに近い人々が続々と集まり 身動きも出来ないくらいの超満員
騎兵隊の行進などがスタートし いよいよ法王の登場だ
ベネディクト16世が 大聖堂のバルコニーに姿を見せると
一斉に拍手が巻き起こった
法王による 世界各国の言葉でのクリスマスのメッセージが始まった
最初はイタリア語の「BUON NATALE」
ここから英語 フランス語と続き 日本語は40番目
「クリスマスと正月 おめでとうございます」
とわかりやすい発音で 日本語が広場に響いた
また 法王は世界の情勢にも触れた
「救い主の生まれた地に 平和がもたらされますように」
このミサは 2012年のことだったが
まるで 今日のイスラエル・パレスチナ紛争にも
ぴったり当てはまる 言葉だった
11年後になっても 何も解決されず
かえって 危機は高まっている現在
改めて 法王の言葉をかみしめる必要を
痛切に感じる 思いだった
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