漫画/ハリソンさんはカノ紳士 Mr.Harrison is THE GENTLEMAN ― フランス通過編 ―(前半)

18世紀欧州が舞台の歴史ロマン。アヴィニヨンの薬屋小町クレールとハリソン&マルセル主従との運命の出会い。

本人に直接聞けば一番早いでしょっ?!

2010年05月08日 19時56分31秒 | 第15話/トリシャン・コード

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* * * この物語は、基本的にはフィクションです。 * * *



 フレディ君の手紙の中に、
なぜか夏目漱石さん作、
「 坊ちゃん 」 の登場人物名が並んでいますが、
この意味は、かなり後で判明するかもしれません。

 「 ドン・キホーテ 後編 」 では、
キホーテの活躍を書いた本を読んだ公爵夫妻が、
本人に偶然出会って、自分たちの別荘に招待し、
歓待するふりして、実は邸内の住人総動員で
からかいまくる。
― と、いうエピソードがあるのでした。

 フレディ君、どうやらウォルポール兄貴から、
ハリソンさんとのブラインド・デートを仕組まれてたみたいですな。

FAY CE QUE VOULDRAS

― の、ラブレーさんのお言葉は、
「 ビジネスライクじゃなくて、お前流のくだけた感じのもてなしでかまわないし、
何ならお得意の 『 トリストラム・シャンディ 』 の話もしてみなよ。
この人なら大丈夫だから。 」
― くらいの意味だったんでしょうね。

 ウォルポールさんとフレディ君とその賛同者らが、
「 公爵夫妻にとっ捕まったドン・キホーテさん同様にハリソンさんを扱う。 」
― と、いう趣向の委員会活動で大はしゃぎするのかもしれません。

 でも、多分それに対しては、
ハリソンさん+シャンディ氏が奇抜な方法で猛反撃するんでしょうけど、
ネームでは、こんな感じになっています。



 何とも、流血沙汰にまで発展つー物騒な感じで、その後、



治安判事さんの所へと目撃者からの通報があって、
地区のお巡りさんやら自警団の方々が、
わいのわいのとウォルポールさんの所へと聞き込み捜査に
来る程の大騒ぎになってしまう予定なんです。

 … By the way, 「 トリシャン・コード 」 の結論なんですが、
いっその事、専門の研究者の方や熱烈ファンの方が、
日本の場合では、

青森県恐山のイタコさんにお願いして、
ローレンス・スターン聖下の霊を呼び出してもらい、
本人から直接聞くのが一番手っ取り早いんじゃないんですかね?!


 ちなみに、ジョン・レノンさんの霊を呼び出した時には、

「 ハーイ、ワタシハ ジョン・レノン デース。 」

― と、日本語で喋ってくれたのだそうです。

…これ、文化人の北野武さんが漫才師のビートたけしさんだった頃のギャグでしょうに。 ← 尼将軍様(談)


 〈 第16話 / 「 天才少年と手紙 」 は、予告編が5月23 ( 日 ) アップの予定。 〉





 

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