今回のがっちりマンデーは、東洋経済新聞社ががっちり儲けている四季報の特集でした。
がっちりマンデーとは、日曜に勉強して月曜から実践へをモットーにしている日曜日朝にTBS/MBS系列で放送されている経済番組です。
司会者は、加藤浩次さん、進藤晶子さん、現場取材は川田亜子アナ。毎回ゲストを迎えて1つの会社がどのように儲けているのかを特集する番組です。
以下学んだことです。
資本金1億円ぐらいの小規模な会社で受付に3~4人もいて高級な壷が置いてあったりするとその会社どうかなと思うという話から始まりました。株価に影響があるので発売までは編集部に部外者立ち入り禁止。四季報は、出版までは機密事項だそうです。
【四季報に儲かりキーワードがあれば要チェック】
・底打ち(業績の下降が底に達し、回復に転じること)
・高原(企業が業績好調をキープすること)
・過小(企業側の利益予想が、記者の予想を下回り、もっと利益が出ること)
【業績修正変化記号】
↑↑大幅増額(前号より営業利益が30%以上UP)
↑増額(5%~30%アップ)
→前号並(5%未満の増額・減額)
四季報のデータは、世界中で見ているので外国人の買いも四季報を見て判断しているそうだ。
四季報を作ってる会社の人は、株の売買禁止(インサイダー防止)
1冊1735円だが、1社あたりはわずか35円とお得
人の気持ちが反映される市場なのである事から連想で全面安になる可能性もあるそうな。
【四季報の達人の技を紹介(プロじゃない人)】
1.巻末の付録から読む
稼いでる会社ランキング、会社の値段ランキング、株主にやさしい会社ランキング、将来性のある会社ランキングなどを参考に買う株を決める
2.浮動株
創業者や役員が持ってる株ではなく、一般の個人投資家が持っている株。比較的頻繁に売買される株。出回ってる株(浮動株)が少ないと人気が出やすく株価が上昇しやすい。株価の乱高下の可能性もあるが希少価値が高く、値上がりする可能性が高い。
3.従業員の平均年収/平均年齢
従業員の平均年収を平均年齢で割った値を同業界で比べると高い低いで企業がどの程度社員に給料を払っているかを業種ごとに比較できる。割った値自体にはいみはないそうな。違う業界で比べても意味ないそうな。
4.PER(株価収益率)に注目
株価を一株の利益で割ったもの。割安な株の指標。PERが15倍以下だと割安株
【業績予想が四季報NO.1の売り】
記者の企業取材によってのみ得られる情報
下方修正された後の数字が努力目標を含んでいるので来期利益予想は過大評価でないか感触で聞き出すらしい。別の会社では、企業側の利益予想よりももっとアップするのではないか?固め(低め)なのではないかと聞いて今年度も上乗せ余地があるし、来年度も相当、始めから高めの予想計画を会社側もだしてくるんじゃないかという予想ができたらしい。
【ゲストの意見】
大株主がわかりやすい企業(会社の株を買うということは、その会社が好きになるということ)。
【最後に今後の注目企業】
・マンションメーカー最大手の会社らしい
・1年前にリコール訴訟の不祥事を起こした自動車メーカー(回復基調)
・情報を比較するIT企業
・世界的な漁業会社
会社四季報 2005年4集秋号 [雑誌]東洋経済新報社このアイテムの詳細を見る |