ここんとこ通院やら所用で出かける事が多く、バスに乗っても、最寄りのバス停に着く頃には日が暮れてます。もちろん街灯もありますし、車道と歩道が分離された普通の都会の風景。車道には夕方の渋滞の車の列。当たり前のように車はヘッドライトを点けてます。そんな中、ヒヤリとする出来事に毎日のように出くわしたので今日の記事とします。それは歩道を走る自転車との接触です。
僕が出くわしたのは、スポーツヘルメットに普通では無いスポーツタイプの自転車。服装もしっかりサイクルスーツを着た方々・・・。もちろんちゃんと点灯してました。でも、自転車は車道走行が基本。
バス停にバスが止まって、それを回避するために歩道を走行したのでしょう。原付なら即刻違反・罰金な事例です。でも自転車はある意味無法。事故にならなければ大事にならないでしょうし、細かな取り締まりは不可能。防犯カメラでも、ナンバープレートの無い自転車でしかも、運転者の特定など不可能でしょう。ママチャリくらいなら速度も知れているので、お互いに何の問題もなく回避は可能でしょうけれども、車と同じくらいの速度が出るスポーツ自転車では、もしも接触したならば、単なるケガでは済まされません。
さーここで問題です。片目になってしまった僕は、高速で近づいてくる光が、車のヘッドライトなのか、自転車のヘッドライトなのか回避不能な距離まで近づくまで区別が不可能な事に気が付きました・・・。もう夜道は危険で歩けません。 自転車のヘッドライトも明るいLEDです。片目でしかも明暗反応が鈍くなった目では、その区別は不可能です。実際僕も、車かバイクだろうなと思った瞬間に、すぐ横を自転車が通過して行きました。歩道の幅は僅か1メートルくらいです。あと数センチで、激突を免れたそんな感じでした。そんな経験を1日に2度もしましたよ。ガードレールで仕切られているので歩道を走行する自転車が一番悪いのですが、先ほど書いたように、明確な違反要件が厳格に適応することが不可能である限り、違反走行する自転車は無くならないでしょう。
それでも、障がい者認定を受けられない。視力測定室のとても良い環境下での視力と、実際の過酷な環境下での視力とはまったく違う
そんなハンデを認識して、自分の行動を制限してても、やはり健常者とは同じ条件で夜道を歩くことは出来ません。
本当に辛い日々ですよ。夜間、歩道を走る自転車の違法性に重きを置くよりも、片眼で実際に苦しんでいる人を社会的に障がい者認定する方が、全体のリスクを回避する一つの方法では無いかと僕は思いすけどね。
ある日突然片眼になったら、同じような苦しみをきっと味わうと思いますよ。
今日は個人的な話になってしまいました・・・。読んでくださった方、ありがとうございました。
*夜間は、周りの風景にもよりますが、片眼だと、遠くの信号と近くの信号の区別も瞬時には出来なくなりますよ。事故はその一瞬の判断で起こるのです。ましてや、移動している光(特に車のヘッドライトなどを浴びた目は)はもう見た瞬間に周りが何も見えなくなります。ですから、自分に近づいてくる光が、車なのか自転車なのかバイク(バイクは音でわかります)なのか、特に自転車は音もなく忍び寄る凶器としか思えなくなりましたよ。