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NY在住アーティスト・アートセラピスト大森千寿のブログ
先日、アート関係のパーティーがあってマンハッタンのウエストビレッジ地区へと向かいました。
わたしは今から17年くらい前に
ウエストビレッジに住んでいた事がありますが
ここ10年近くでますます人気のエリアになり家賃も、店舗の家賃も当時と比べるとあり得ないほどに激高。
家賃が高いのはウエストビレッジだけではなくてマンハッタンでは
ストゥーディオとよばれる日本でいうワンルームマンションで
月々2000ドルで借りられる所を探すのに一苦労です。
ルームシェアをのぞいて
だいたい相場は、2500ドルくらいから。
しかし、昔から長年住んでいる人やアーティスト登録をしているひとたちは別。
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たとえば、わたしの友人はマンハッタンの、抜群に便利で人気のあるエリアに40年以上住んでいて
家賃が年に数%しか値上げできないですよ、という法律に守られています。
(レントコントロールとかレントステイブルなどがある)
そのため、日本で言うトータルの広さが約25畳ほどの、リビングとベットルームが1つのお部屋(1ベットルーム)で未だに家賃1000ドルほど。
でも、去年新しく入居してきたお隣さんは
まったく同じ広さにも関わらず
なんと、大家さんが3ベッドルームと表記していて、4000ドルを超える家賃を月々払っています。
ほかにも、例えばアーティストは
80年代につくられたアーティスト保護法みたいな法律があって、家賃がこれまた年に数%しかあがりません。
今は高級エリアのトライベッカに、45年前からロフトタイプのお部屋を借りている友人アーティストがいます。
当時は、誰も住みたくない(というか住めない)危険な場所に、約90畳ほどのスペースを借りて(SOHOにアーティストが住み始めたのも同じ)その頃の家賃は200ドルもいかなかったそうです。
そして、今でも2000ドルいかないくらいが毎月の家賃。
しかし、下の階の2年前に引っ越してきた家族は、家賃を毎月1万5000ドルほど支払っています。