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極細輪ゴムで「マスク」キット開発 東京・葛飾区町工場の執念

2020-03-30 05:55:00 | ブログ

<nobr>極細輪ゴムで<wbr>「マスク」<wbr>キット開発 <wbr>東京・<wbr>葛飾<wbr>区<wbr>町<wbr>工場の<wbr>執念</nobr> マスクキットを製造・販売するのは「精工パッキング」(葛飾区)。“平時”は平板打ち抜き加工を得意としている。 


 平板打ち抜き加工は、ドーナツを作る際の型抜きを想像すると分かりやすい。生地に丸い型を押し付けてドーナツの形を抜き出すが、あの要領でゴムやシリコーン、プラスチックなどを型抜きして、小さな部品に加工する。もちろん平板打ち抜きの方は、専用の機械を使い、一気に大量加工する。 

「もともと極細輪ゴムは、弊社の加工技術をアピールするために作ったものでした」と、社長の平井秀明氏は話す。 

 同社の極細輪ゴムは、厚さ0・3ミリのシリコーンシートから幅0・4ミリの輪を打ち抜いて作る。幅が均一でないと輪ゴムは切れやすくなるが、「ウチの技術ならこの細さでも均一幅にできますよ」というのが同社のアピールポイントだ。こうした高い技術力が評価されて、同社は葛飾ブランド「葛飾町工場物語」に認定されている。 

「今こそ私たちの出番だ」 

 そんなわけで極細輪ゴムは2016年に誕生したのだが、「さて、いったい何に使うのか」は、製造した同社でも見極めかねていたという。 

 二つ折りにしたキッチンペーパーに極細輪ゴムをかけると“手作りマスク”になることは分かっていたが、それをいつ、どんな場面で使うのかとなるとなかなか想定が難しい。 

「シリコーンは劣化しにくいので、災害用に備蓄するといいかななどとボンヤリと考えていました」(平井秀明氏) 

 そこに新型コロナウイルスによるマスク不足が降って湧いたように生じた。「今こそ私たちの出番だ」とマスクキットにして売り出してみると、人気に火が付いた。 

 マスクは汚れたものを着けっぱなしにしていると、逆に感染の危険が増すというが、この手作りマスクならマスク部分のキッチンペーパーをこまめに交換できる。「極細輪ゴムだけ持参していれば、ティッシュを使って急場をしのぐこともできます」と平井秀明氏。

 同社の通販サイト経由なら、極細輪ゴム3本入りで600円。今もマスク入手に困っているなら、一度試してみてはどうだろうか。 


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