私が京都花街と ”出会ったばかりのころ” 撮影した
舞妓さんの後姿
好きな一枚です。
舞妓さんの後姿
好きな一枚です。
後ろからファインダーをのぞく私に、
話しながら歩く自然な舞妓さん二人の表情が伝わってきました。
向かって
右側の舞妓さんが割れしのぶに髪を結い、
左側の舞妓さんがおふくに髪を結っています。
後姿を見たけで、
左側の舞妓さんが「おねえさん」、「先輩」であることがすぐにわかります。
花街に出会ったばかりの頃は、そういうことにも感動したものです。
話しながら歩く自然な舞妓さん二人の表情が伝わってきました。
向かって
右側の舞妓さんが割れしのぶに髪を結い、
左側の舞妓さんがおふくに髪を結っています。
後姿を見たけで、
左側の舞妓さんが「おねえさん」、「先輩」であることがすぐにわかります。
花街に出会ったばかりの頃は、そういうことにも感動したものです。
今は、町の人は誰でも、年齢を問わず、キャリアも問わず
好みにより、服装も髪形も自由に決めますが、
日本の伝統的なファッションを受け継ぐ芸妓さん、舞妓さんは、「時の花」といいますか、
年齢やキャリアに即したものが、「似あうもの」、「その人を美しく見せるもの」という認識があります。
そんな観点から、日本の文学(樋口一葉、吉井勇など)や芸術に現れた着物ファッションもひも解き、
お友達の芸妓さんや、舞妓さんはもちろん
長い間親しくしている置屋のおかあさん、お茶屋のおかみさんたちの
実際のお話を基に、(まさにフィールドワークどす)
着物ファッションにかかわる
西陣、京友禅、髪結いさんの方々からもたくさんお話を聞き、取材し、”考察”したのが、
「京都花街 ファッションの美と心」(淡交社)です。
→(自分でも好きな一冊どす)